油圧ディスクブレーキも怖がらずに!雨のライドでも強い味方になってくれます

ふじみ野店スタッフサタです、長い雨や台風で乗れてない人も多いですがそんな中でもイベントが開催されて雨天走行で頑張った方もおられるかと思います。バイクへのダメージもいろいろですがブレーキ部分のチェックもお忘れなく!


雨の中ブレーキを使うと消耗が早く、リムブレーキだと上写真のように一気に減ってしまう事もあります。昔のMTB雨泥のレースでは
スタートであったブレーキシューが数分でゴール前ではもうレバーがグリップに当たるところまで減ってしまうなんてこともありました。


現在のMTBの主流はディスクブレーキに、ロードバイクでもその流れがやってこようとしています。
なじみがない方も多いですが、MTB組はもう20年程付き合ってきているので基本的なことが改めて見直されています。
写真はオイル交換でシマノのミネラルオイルです。時間が経ったり酷使すると色も変色して本来の性能が発揮できなかったり不安定な動作になったりします。使用頻度にもよりますがレースなどで使われていると年に一度は交換したい部分です。

 


新車の組み立て時にもエアが噛んでないか確認します。エアが混入しているとタッチがフニャフニャしたり何回も続けて握るとすぐに引きしろが変わったりして動作が不安定になります。

 

 


ピストンの左右が均等に動いてくれない、という場合はキャリパー内側やパッド周辺をキレイにするのはもちろんですが、ついついオイルとか吹きかけたりしないように!細かい作業だったり異常が無いかの確認もしたいので初めの内はお店に持ってきてもらうのが良いかと思います。

 


リムブレーキだと消耗すればその分握りこみが深くなって気付く場合が多いですが、油圧の場合はパッドが消耗した分ピストン側が飛び出てきて握りこみは一定な感触になります。
MTBでも最初の時期は多かった事ですがパッドの消耗に気づかずにベースプレートが直接ローターに接触してガリガリ音がしてビックリ!なんてことがこれからロードバイクでは話題として上がってくるかと思います。

ブレーキパッドの交換時にはパッドの消耗に合わせて飛び出してきているピストンを一度押し戻して、それから新しいパッドを入れます。
何回か握るとまたローターを挟める位置まで飛び出てくるのでそこで完了ですが、リセット操作の後に少し消耗のまだ使えるパッドを使う場合に左右均等に出てこなかったりするとキャリパー本体側溝よりもパッド面が低かったりしてローターが接触する位置になってしまう事もあるので会場などで慌てないようにしましょう。

慣れているとなんともない作業ばかりですが初めてだと不安も多いかと思います。文章だけでは簡単に説明しきれない部分もあるのでぜひご来店もお待ちいたしております!!

関連記事

  1. LEZYNE PURPLE KIT 入荷しました!!

  2. バイクのメンテナンス、雨走行後などしっかりと!

  3. Fabric SCOOP Saddles

  4. 今年もみんなでバイクロアに行こう!!

  5. 2020新モデル CANNONDALE SuperSix E…

  6. 7/1モーニングライドお疲れ様でした。

PAGE TOP