センチュリーライドの試走とヒルクライムと機材

こんにちはふじみ野店北川です。
先日の店休日3月7日。
毎年5月に行っているお客様大感謝祭イベント「スズパワーセンチュリーライド」
いよいよ新コースということで危うい天気の中、試走ということで駆り出され、社員研修ということで行ってまいりました。

しかしながら天気予報は雨。走行予定時刻にはやむ予報ですが、子供を保育園に送る用意を進めるも全くやむ気配なし(笑。
そうこうしているうちに北浦和店集合組は「出ました」とのメッセージが来たので、「あぁやるのね」と自家用車に自転車を詰め込み、追いかけます。
とはいえ川越市からは地理的には集合場所の飯能まではアドバンテージがありますので慌てず向かえました。


飯能駅付近で合流。
この時点でまだ雨降ってます。
例年はここから出発して試走するのですが、今回は車で「名栗湖」まで向かいそこから、新ルートをぐるっとなぞることになりました。

おなじみの名栗湖駐車場
この時点では雲がドンヨリ、降ってるよーな、降ってないよーな。
スズキは「止んだぞー」と言ってましたが、雲の切れ目だと思います。
ここまでドライブに来たわけでもないので仕方なく、用意をすませ早速コースイン。
前半は確かに雨は少なく、林のおかげか上からの雨の影響は少なかったです。
でも道路からの跳ね上げなどで自転車はジャリジャリ。
路面は完全ウェットで路肩には木々の葉っぱ?と一部コケが生えた部分などあり、うっかり強めのブレーキかけたり、バイクを倒すような乗り方でコケに乗ってしまうと滑る危険性は高いです。
コケに乗ったらコケちゃうよ?!

ちなみに本日のタイヤのバリエーションは、チューブラー4名、クリンチャー1名、チューブレス1名。
太さは25mm4名、28mm2名だったかと思います。空気圧は全員5Bar前後でグリップ重視。
ブレーキの割合はディスクブレーキ4名、リムブレーキ2名。


駐車場からのゆるーいくだりを過ぎると早速登りに差し掛かります。
私以外はみんなレーサーバイクなのですいすい登っていきます。
というよりもともと私も登りは得意ではありませんので、「他人のペースで登る」ということはせず、淡々とマイペースで登っていきます。
ここで野津君は若さゆえの向こう見ずでみんなのペースで登ってしまい、割と早めに売り切れになります。
私は登坂含め、自転車そのものに「踏まずの誓い」をたてていますのでぐいぐい踏み込むとか経ち漕ぎでガシガシ登ることはしません。(できません)
32T のロースプロケットを活かしてただ、淡々と回します。
経験上、頑張って足をつってしまうとその日一日「攣りぐせ」みたいなものがあって、一時的に回復してもまたつってしまったり、痺れみたいなものを引きづるのが嫌なのでみんなから遅れてもマイペースで登ります。

登りに自信がない方は練習も必要ですが機材で楽をすることをお勧めします!
最近のバイクの標準スプロケットは28Tが多いと思います。これとショートケージのRメカの組み合わせが完成車では多いと思いますが、ロースプロケットがこれ以上重いもの(25Tとか)を使うこともないと思いますので思い切って32or34TのスプロケットとロングケージのRメカの導入をお勧めします!
ロングケージのRメカは最小ロースプロケットが28T対応なので28Tのスプロケットに戻してもそのまま使うことができます!

そしてたどり着いた「子の権現」

このころにはわりとしっかりとした雨粒となり、周囲は霧が立ち込める不気味な様子。
斜度のきついほうから登ったので、うまく登らないと前輪が持ち上がる…ふいにコギを入れると後輪がスリップする…と登りにくい道。
途中で極めて低回転になってしまい、転倒を防ぐためあえなく足を付くと、再出発が難しい斜度。
ビンディングをはめるアクションをするほど勢いが付きません…。

ここでしばらく補給と休憩をして、駐車場側から下ります。

カメラの水滴をとるのを忘れましたので非常に見にくい映像になっていますがご興味ありましたらご覧ください。

そしてここからは下りの後半、隊列はスズキ、ヤマザキ、キタガワ。

細いタイヤでリムブレーキの山ちゃん、この悪天候で結構突っ込みます。
ビビリの私にはマネできませんね。
ここからは天目指峠を経由し、スタートの名栗湖駐車場へ向かいます。

無理を推奨するわけではありませんが、この悪天候の中でも安心してライドできたのは機材に助けられた部分が大きいと思います。
北川のバイクのスペックとしては
タイヤ スペシャライズド S-works TURBO 700*28C チューブレス エア圧前後4.5bar
太めのタイヤで確実なグリップ、チューブレス使用で高効率のため低圧で使用可能
リヤスプロケット  32T

ブレーキタイプ 油圧ディスクブレーキ
「当て効き」しながらコントローラブルなブレーキ

 


この動画内の隊列は、島崎、野津、北川(3名ともDISCブレーキ)
撮影者の北川の手元にご注目いただくとかなりの割合を「当て効き」させながらスピードコントロールしています。
カーブ直前になるとここから「もう一握り」するとブレーキが踏ん張る形になります。
ディスクブレーキの水の影響を受けにくい、油圧でコントロールしやすく踏ん張るブレーキで「急制動」を避けることができましたのでウェットな路面でもグリップが破綻することなく下ってこれました。
「ブレーキがうまい人」もいらっしゃると思いますが、ディスクブレーキは「誰でも、安全に、簡単に」を実現してくれます。そして握力の消耗も少ない。

雨の日は乗らない、峠はくだらないという理由でディスクブレーキを遠巻きにするのはもったいないですよ。
みなさん、リムブレーキでも「いいブレーキにしたい」とは思っていますよね?
「いいブレーキ」の定義は様々ですが、そこから一歩踏み込んでさらに「軽い力」「コントロールしやすい」を手に入れるならディスクブレーキですよ!

センチュリーライドに向けてディスクブレーキのバイクに買い替えは難しくても、より軽いリヤスプロケットの交換はお勧めですよ!
気になったらお気軽にご相談ください!バイクに合わせた組み合わせをご提案しますよ!


私は32Tのスプロケットのおかげでこの峠を踏破いたしました。

 

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