だいぶ当たりまえのように言われるようになってきたフィッティングですが、意外といろんな乗り方をされている方も多くみられます。
多くの理論や考え方があるとは思いますが、やみくもに調整を繰り返しているとなにが自分にとってあっているのか分からなくなってしまう事も多いです。(実際そういったご相談も年々増えてきています。)
いろんな方の経験談や感覚を参考にするというのも悪くないですが理論的にそしてしっかりとしたデーターのもとにセッティングされたバイクは断然乗りやすく、またポジションに迷った時に立ち返れる数値としてとても重要です。
そんな重要なポジションを決めるのに当店で採用させて頂いているのが
ボディジオメトリーフィットの理論です。
初めに身体の動きや特徴を把握しそれをバイクポジションへと落とし込んでいくことで、乗り手の特徴をしっかりと踏まえたフィッティングが可能です。
身長や股下の数値だけで決めてしまうフィッティングとはまるで別物です。
ライダーの特徴やクセを把握してからフィッティングを始めるので、その特徴やクセをしっかりとカバーしたり最大限生かした形でのフィッティングが可能です。
今回のお客様はペダリング時の膝の動きが不安定だったので右足にクリートウェッジを取りつけて安定したペダリングをご提案させて頂きました。
本来であればいちいちステムを交換してその都度違いを確認しますが専用の器具を使う事でスムーズにステムの突出し量をご提案することが可能です。
当店では、バイクのご納車時にはボディジオメトリーフィットをベースとしてフィッティングをさせて頂きますが、それでもポジションがしっくりこない、膝に違和感を感じてしまうなどあればぜひ一度ご相談ください。