Power Expert with mimic(スペシャの女性用サドル)を200kmのブルべで使った話!

こんにちは、唯一の女スタッフ太田です。

先日テストサドルと販売分が同時に入荷したPower Expert with mimic
「テストにちょうどいいや」ということでブルベで使ってきました!

200kmも走ればサドルの良し悪し・合う合わないは嫌でもわかるはず……。
合わなかった場合は地獄の200kmとなる諸刃の剣的なテストだったのですが、なんとお尻の痛みがなくなりました!

オススメですPower Expert with mimic!

 

 

 

 

 

と――――こんな記事、腐るほど見てきたと思います。
もっと踏み込んだインプレをくれやッ……!

しかし女性がサドルで気になってしまう痛み、部位が部位だけに、
大変言葉にしにくい。

有名人であろうと一般人であろうと、少しでもボロを出せば「焼き払え!」とばかりに燃やされる世の中。

赤裸々に書いたら叩かれるのでは……?と、私は極度にビビっております。

 

ここから下、至って真面目にちゃんと言葉にしにくい言葉を使って説明していきます。
読んでからセクハラだ!とか受け付けませんからね!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

お尻が痛い、と言いつつも、
実際はお尻よりも性器が痛い女性、いると思います。

性器が痛いタイプの悩みを抱えている人が一番痛みを感じるのは、
陰唇、特に陰核と尿道口ではないでしょうか?

 

ちなみに私がこのタイプですので、今回は陰唇が痛む女目線でのインプレです。
長距離を乗ったり高速で走ったりするとライド後には
トイレで激痛
シャワーで激痛
パンツの擦れで激痛

しばらく痛みと戦う日々を送ります。

 

パワーを出そうとしたり、向かい風が強くて体を伏せたり、疲れて体幹で体を支えられなくなったり。

いろんな理由でサドルに性器を押し付ける形になり、
サドルに乗る体重のほとんどすべてを性器で受ける

「体重による圧迫」が痛みの原因だと考えています。これは男性も同じですかね~。

 

じゃあ圧を逃がそうや、ということで生まれたであろう穴あきサドル。
あれはあれで開いている穴の縁が硬くて恥骨が当たって痛いなんてことも結構あります。
同じスペシャのRUBY COMP GELを使っているのですが、これも縁に恥骨が当たって痛くなることがあるんですよね。

 


この辺が当たって痛いときがある。

 

今回新発表されたPower Expert with mimic、
陰核、尿道口、恥骨、すべてにおいて痛みを感じることがないまま200kmを完走できました。

 

「『パワーを出そうとしたり、向かい風が強くて体を伏せたり、疲れて体幹が体を支えられなくなったり』してないんじゃないの~?」と思う方もいるかもしれませんが

200kmに渡ってほとんど向かい風もしくは横風、
スタートから50kmは平坦屋2人に引きずり倒され、
100kmに到達する前に明らかなオーバーワークによる膝の前側の痛みと戦い、
折り返してからいつもの腸脛靭帯炎が追い打ちをかけ、
150km地点で膝がほとんど曲げられなくなり、
ラスト10kmは痛みに呻きながら気合いだけで完走、
それでも12時間15分(途中1時間ご飯休憩とPCでの休憩を含む)でTSSは581.7
二度と走れなくなるかもしれないという恐怖すらあった地獄のライドです。股間が地獄を見なかったのは幸いでした。

 

 

あ、ここからは明るくダイレクトマーケティングしていくんですけれども、

新テクノロジーであるmimicがすごい!

 

歯車マークから字幕→日本語にすると日本語の字幕が出ます~

 

テクノロジー云々は動画で確認できるので割愛しますが、
陰唇の圧迫やカットアウトに触れる事でのトラブルがあるのはわかっていたことで、
今回それを解消するためのまったく新しい女性用サドルを作ったということらしいです。

 

サドル先端部の圧迫、組織の腫れ、虚血による痺れ、
動画で言及されていたトラブル例すべてに心当たりがあり
そしてそれらすべてがサドルを変えるだけで解消されてしまった。

(;・`д・ )こ、これはすごいぞ……!!

 

 

Power Expert with mimicには圧迫を逃す穴を開けないかわりに
もっとも圧迫が見られたノーズ部分が2種類の形状記憶フォームで埋められており
そのフォームがあることで陰唇を中心とした性器全体で体を支えることができます。

これ、体を支えると言っても圧迫感は感じず、カットアウトにはまた別の柔らかいフォームを使用しているため、
縁に骨が当たって痛い……ということがありませんでした。

女と言えども全体の圧迫で股間が痺れることがあるのですが、このサドルではそれもない。

 

トイレが普通にできることの素晴らしさたるや……!

 

手で触ってめちゃくちゃ柔らかかろうが、
いくらスペシャが女性向けの製品開発に力を入れていると言おうが

ずっと体重が乗り続ける箇所やぞ……大丈夫か……?
と思っていたものの、これも形状記憶フォームの力で杞憂に終わるという。

 

全体で包み込むように支える
そんなサドルがこのPower Expert with mimic

 

 

一言で表すならば
股間の低反発枕です。

 

 

それでも万人に合うわけではないのはサドルも枕も同じ
お尻(ではないところ)が痛い方はぜひとも試してみてほしいと思います!

 

 

私はコレめちゃくちゃアリだと思うよ~!!!!!!

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