こんにちはふじみ野店北川です。
本格的な梅雨に突入しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
急な雨などにあってしまった場合は、慌てずスピードダウンして安全に帰りましょう。
そんなわけで、このところGarminのペダル型パワーメーター「RALLY」がよく売れています。
発売直後は正直に言うと販売の初速はあまり伸びなかったのですが、じわじわと相談も増えてきて売れ始めました。
前作Vectorシリーズのブラッシュアップさせて安定性の向上などを図ってきました。
そして待望のシマノクリート(SPD-SL)に対応。
いままでLOOKクリートは…と躊躇していた方にも積極的にお勧めできます。
ところでパワーメーターとはなにか?というところにも少しだけ触れておきたいと思います。
シンプルに言うと、速度やケイデンスのほかに「どれだけ頑張っているか」を数値化できるものです。
ペダルを踏みこむ力を数値化します。そのため体重の重いほうが高いパワー値が出ます。
つまりヘビー級のマッチョがゴリゴリ踏み込めば高い値になりますので、単に高い数値を求めていくのは現実的ではありません。
身の回りの速い人を思い浮かべると細くて締まった体付きの人がいませんか?
自動車のスペックでも出てきますがパワーウェイトレシオという言葉があり、ある単位出力当たりのライダー体重の関係性です。
体重50kgの人が300wの出力とすると300/50=6となりますし、体重100kgの人が400W出せたとしても400/100=4となります。
体重と出力の関係だけで言えば50kgのライダーのほうが「効率のいいエンジン」といえると思います。
競技に熱心な方はこのあたりの数値を気にしながら追い込んでいったりするのですが、私のようなホビーライダーがパワーメーターを使う理由はどんなところにあるのでしょうか?
ポイントはいくつかありますが、
・まずはパワー値という概念をを知ること
・いつものコースをいつも通りの走り方でどんな数値かを知ること。
・そうすると自分のコンディションとパワー値の関係がなんとなくつながってきます。
・心拍じゃダメなの?という声もありますが、ダメじゃないけどライダーの心理状態で平時の心拍は大きく変わります。
わかりやすく言うとイライラすると心拍は微妙に上がっています。緊張もそうですね。
アップルウォッチはじめ心拍測れる方はイライラした後に見てみてください(笑)
・パワー値は単純に踏んでいるか否かの数値なのでハッピーだろうが、イライラだろうが踏めているときはそれなりの数値を返します。
つまり、ライドの「質」をより正確に振り返ることができます。
パワー値と心拍数の関係性も見ることができます。
同じコースなのにいつもより遅かった/速かった、なんでだろう?
なんか妙に疲労感を感じる/もしくは今日は調子がいいライドだった、なんでだろう?
あとでパワー値も一緒に振り返ることでヒントが見つかるかもしれません。
またRallyはガーミンのサイクルコンピュータ「EDGE」と組み合わせて使うことで「サイクリングダイナミクス」という情報も併せて確認できます。
どんな風にペダリングしているかをデバイス上にリアルタイムに表示させます。
ライドが終わった後にGarmin connect上でも確認できます。
詳しくは下記リンクのなかごろ「サイクリングダイナミクス」をご覧ください。
https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-technology/cycling/
パワー値を用いることでGarmin Connectの解析もより詳細なものになります。
少しでもご興味ありましたらぜひ店頭でご覧ください。
ご来店お待ちしております。