ENVE SES 4.5 入荷のお知らせ
北浦和店にENVE SES 4.5ホイールが新入荷しました。
UAEチームエミレーツのタデイ・ポガチャル選手がツール・ド・フランスで使用していることで大注目の逸品です。SES 4.5は、エアロ効果と軽量性を兼ね備えた万能ホイールで、特に丘陵や山岳ステージでその真価を発揮します。
特徴
- エアロダイナミクス: 風洞実験に基づき設計されたリム形状が、さまざまな風向きでも優れた空力性能を発揮。
- 軽量性: 前後セットでわずか1,432g。これにより、加速性能が向上し、上り坂でも軽快な走りが可能です。
- ハブ: 高精度なハブ設計により、滑らかな回転と耐久性を実現。
- リム内幅: 25mmのワイドリムがタイヤのボリュームを増やし、乗り心地とグリップ力を向上。
スペック
- フロントリムハイト: 50mm
- リアリムハイト: 56mm
- フロント重量: 651g
- リア重量: 782g
さらに、ENVE SES 4.5は、特に横風の影響を受けにくい設計となっており、安定性が向上しています。
ポガチャル選手の使用実績
ポガチャル選手は今年の総合優勝を決めたツール・ド・フランスで
SES 4.5を11回、SES 6.7を9回、TTホイールを1回使用しました。
平坦ステージではSES 6.7を、丘陵/山岳ステージではSES 4.5を使い分け、そのエアロ効果と軽量性を最大限に活用しています。
例えば、ステージ19の最後の峠イソラ2000(距離15.97km、獲得標高1,100m)では、38:01のタイムで平均速度25.8km/hで登り切りました。
さらに、15%近い上りのエリアでも20km/h以上の速度で登り、5%付近では30km/h近くで登っています。
このような過酷な条件下でも、ENVE SES 4.5の軽量性とエアロ効果が、ポガチャル選手の圧倒的なパフォーマンスを支えました。
SES 4.5とSES 6.7の比較
特徴 | SES 4.5 | SES 6.7 |
---|---|---|
フロントリムハイト | 50mm | 60mm |
リアリムハイト | 56mm | 67mm |
フロント重量(リム重量) | 651g (411g) | 661g (430g) |
リア重量(リム重量) | 782g (415g) | 796g (449g) |
セット重量(リム重量) | 1,432g (826g) | 1,457g (879g) |
リム内幅 | 25mm | 23mm |
リムハイトは約10mm異なりますが、内幅が2mm変わることにより重量差は25gに留まっています。軽ければ加速が楽になり、重ければ巡行が楽になるホイールにとって25gは無視できる重量ではありません。
エアロ効果
32km/hと48km/hでのテスト結果によると、SES 4.5とSES 6.7の空気抵抗は以下のようになります:
- 32km/h: SES 4.5とSES 6.7の空気抵抗はほぼ同じ。横風の環境でも推進力やハンドリング性を失わないため、軽量ながら空気抵抗にも優れる万能ホイールです。
- 48km/h: リムハイトの差が空気抵抗に影響。リムハイトが高くなると外周が重くなるため、巡行が楽になり結果的に速く走れるようになります。
- 〇ENVE SES 4.5はフックレスリムを採用
フックレスリムは、特にチューブレスシステムにおいてその効果を発揮し、低圧での走行が可能となり、振動吸収性とグリップ力が向上します。
販売価格
ENVE SES 4.5は、499,950円(税込)で販売中です。
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スズパワーオンラインでも購入可能です。