こんにちは、下半期もそれなりに自転車に乗れているアルバイトの太田です!
もともと夏の筑波8耐が終わると燃え尽きて全然乗らなくなるので、ならばレースの予定を入れて強制的に維持しよう!というのが狙いであった大磯クリテ参戦。
おかげで距離や強度は置いとくとしても、よく乗れてます。計画通りじゃ……!
そんなこんなで第三戦。
ゴールスプリントの末……
2位!イエーイ!
宣言通りアタックをかけてみました!
レースっぽいことができた!
ただ、自転車始めて3年経ちますが、どのライド、どの大会よりもキツかった!(笑)
ガチガチのレーシングバイクにガチガチの装備でビギナーに出ているヤツが言うのもアレですけど、
あの速さは!!!
あの走り方は!!!!
ビギナーじゃない!!!!!
一筋縄ではいかないというか、アクシデントの神に好かれているので、
第一戦は台風直撃でレース中止
第二戦は出走直前のチェーン落ち
第三戦は試走でリアタイヤをパンクさせました\(^o^)/
運営スタッフさんたちが事前にゴミ拾いをしてくれていたにも関わらず、どこからか出てきた特大版ホチキスの芯がブッスリ。
メカニックサービスのお兄さんに助けてもらいました。次なんか差し入れ買ってこう……。
レースが始まる前にリドレーのお姉さん(箱学着てた)と
「箱学でトレイン組んで走れたら面白いですね」と話しておりまして、
そんなわけで3周のローリングの間はずっと2人で先頭を引いてました。
今思えばこれも無駄に脚を使っていたわけですが、
あの時の私たちはたしかに東堂であり新開であって、
優勝者から「箱学が引いててテンション上がりました!」と言われたので後悔はしていません。
「じゃあ行きますね!」と真波のごとく爽やか~に宣言して、リアルスタートからちょっと逃げてみました。
誰か来るかな?と後ろを振り向いたらメイドさん学科自転車部のジャージが。
以前飲みの席で平地好きということで意気投合、
Twitterで相互フォローになっていた女子・Uさんでした。
GSRカップ女子クリテで1位!大磯でも何度か表彰台に乗っていて、味スタクリテでは4位だそうな。
一緒に走ったことがある人たちが口を揃えて「彼女は強い」と言います。怖い。
そんな強者の圧にビビり脚を緩めた私に向かって「逃げましょう!」と叫んでUさんが先頭へ、そのままローテーションに加わり2人で逃げることに。
逃げ始めたのは私ですが、レースをコントロールしていたのは確実にUさんです……なんだろうこのふがいなさ……。
メンタルの弱さが露呈しました。
※後ろがまさにUさん
(photo/Twitter:@K.kazumaさん)
Uさんめちゃくちゃかっこよき……気高い……。
その後逃げるも残り2周で吸収されてしまいました。やっぱり数がいると強いです。
この逃げで結構脚を使っていて吸収されてから危うくちぎれるところでしたが、なんとか最後尾にくっつくことに成功。脚を休ませてもらいます。
ただその間もUさんは引かされていて
「オイ誰か先頭代われや!?」と思わんでもなかったのですが、
言うてアマチュア。そして女子ビギナーカテゴリー。
逃げた選手への敬意とか紳士的な走りとかあまり興味ないのかもしれないし、
単純に前を引く脚がなかったのかもしれません。
それを言うと私とUさんも脚がないのは同じだろうがよぉ……(笑)となりますが、勝てば官軍。勝負の世界は無情。
そのまま4、5人の集団でゴールスプリントへもつれ込みます。
4番手でスプリント、3位を刺して2位に!やったね!最後踏めた!
反省点で上げた『コーナリング』はかなり改善できたかなと思います!
「アウトから入る」「思い浮かべた走行ラインをなぞる」ということを心掛けて、前回よりもだいぶスムーズにクリアできました。
立ち上がりもやはり離されはしますが、そんなに脚を使わずに復帰できるくらいです。
『ラストスパート』もあまりのキツさに女子らしからぬやべえ声が出ましたが、
最後までスピードを緩めることなく踏むことができて、ひとつ上の順位を獲得できました。
けしてタイミングが遅いということはなかったと思う……のですが、
今度は出るタイミングが早いのではとの指摘が。
確かに動画を見返してみると、スプリントに向けてスピードが上がるトレインから、私だけ横にずれて走ってます。
その分風よけはなく、自分1人で走っているのとなんら変わらない。
なんでかというとその時トレインより私のがスピードちょっと速い( ‘ω’ )
瞬発力がなく一気にスピードが上がらないので、
最高速をゴール前に持ってこようとするとかなり手前から踏むロングスプリントになってしまう。
かなり手前から踏むと「トレインが遅え!」と感じてトレインから外れて加速しようとする。そして脚が削れる。
やや重ためのギアを踏みつつケイデンスを上げてから一度腰を下ろし、
一瞬息を整えてトップに入れて再びダンシングで加速する
というのがいつものやり方なんですが、
最初から全開で逃げてコーナーのたびにインターバルがかかり、
緩やかな登りで脚が削られていくようなコースだと2段階目の再加速が現段階では不可能でした。
『脚を溜めきるまで我慢する』が課題として見えてきました。
あと女子ならではの悩みである
『月1の最低コンディションをどう乗り切るか』。
冷えると腰だの腹だの頭だのいろんなところが痛くなってくるのでとにかく体を温めることにしました。
ただ走るときに厚着するとだんだん暑くなるのが嫌だったので冷えがちなお腹にだけ貼るカイロをぺたり。
これが大正解で結構全身が温かくなる!寒いときは積極的にカイロを貼っていきたい。
腹巻き買った方が早いような気もしますが、暑い!と思ったらすぐに剥がせるのは便利~。
しかしながら、
「箱学でサーヴェロでしょ?隣に箱学のリドレーでしょ?
今の私は成分的には90%くらい新開隼人なのでは?」
というレース中のオタクならではの謎思考爆上げテンションが1番の薬だった。
オタクでよかった~!!!
これ以上のことは詳しく書くと生々しいので聞きたい女子は直接どうぞ……(笑)
そんなこんなでリザルトはこんな感じになりました。
0.6秒差を埋めるにはきちんとトレーニングする必要があるんでしょうね……。
機材の力だけなら私の圧勝です……それでも負ける私ほんとクソやな……(˘ω˘)
好き勝手に走りに行って「よーしここからTTするぞ~!」「疲れたから帰ろ」等々行き当たりばったりで走るのは卒業しなければならないかもしれません。
うーん練習嫌いなんだよなあ~!!!
1月の課題は
・脚を溜める
・メンタル強化
・スプリントの再考
ですかね~。
レース納めで2位は嬉しいやら悔しいやら複雑な結果ですが(笑)、
しっかり有終の美は飾れたのではないでしょうか!
次のレースは1/7(日)の100kmサイクルマラソン。
今年のサイクルマラソンは前半飛ばしすぎ&風に翻弄されてギリギリ完走できた程度でしかなかったので、来年はもっとペース配分を考えて走りたいと思います。
集団走行のいい練習になると思うので経験値を稼いで第四戦に備えたいです!