スズキでございます。
今更ではあるのですが、今年4月に開催されました宮古島トライアスロンのレポートでございます。
3年越しでやっと宮古島トライアスロンに参加することでができました。
超人気のロングディスタンスの大会
「宮古島トライアスロン大会」通称ストロングマン
ロングの大会のとしては「超」人気大会となっており。
1700人の募集に対して3,657人の申し込みがあり、スズキも2年連続で落選して
3年目でやっと当選となりました。
3年目のジンクスがあるとかないとか…
宮古島
なんでしょう、トラアスロイン=島 夏 きれいな海 風 がひきつけるのでしょうかねーーー?
さてロングディスタンスの大会ではあるのですが
アイアンマンロングディスタンスに比べて宮古島大会はちょっとだけ距離は短い設定の大会です。
アイアンマンディスタンス
スイム 3.8 バイク 180キロ ラン42キロ
宮古島大会
スイム 3.0キロ バイク 157キロ ラン42キロ
の設定です。
いずれにしても、長旅は長旅ですが…
4月19日(日)が大会当日で二日前の17日入りを予定していたのですが、飛行機のチケットが取れず
16日(木)入りの20日(月) 帰りの予定となりました。
なので大会前ちょっと余裕をもって行動できるスケジュールでが、トライアスロンの大会何かと
時間に追われるですねーー。
まずは、羽田空港から沖縄経由で宮古島に移動です。
今回は当店のお客様で20年以上のお付き合いさせていただいております
ベテラントラアイスリートのKさんと一緒に行動させていただきました。
乗り継ぎで宮古島に到着です、今回は移動手段としてレンタカーを借りました。
まずは受付会場まで移動したのですが受付時間は過ぎており残念ながら受付は次の日に持ち越しに
ひとまず、ホテルのチェックインを済ませます。
ホテルのロビーには
参加者のバイクの箱がずらり。
近所の食堂で刺身定食をいただきます。
宮古島トライアスロン限定デザインオリオンビールで乾杯です。
さて、宮古島到着二日目、金曜日この日が一番忙しい一日かもしれません。
ざっと予定を書くと
まず、バイク組み立て、受付、 試泳、軽くバイクライド、夜は競技説明会&ウェルカムパーティー
スイム会場に移動して、試泳
東急リゾートのビーチでスイム競技はおこなれます。
聞いていたとうり、海がきれいで透明度抜群です、この時点ではこれが最後の試泳スイムなるとは…
大会ではここをくぐってスイムフィニッシュとなります。
かるーく泳いで、試永は終了。
つぎは、前日間に合わなかった受付を済ませに行きます。
受付会場付近ではブースが立ち並んで盛り上がっています。
お昼に、タコライスとブルーシールのアイスをいただきます。
そして、ホテルに戻り、バイク組み立てです。
組み立て外で行ったのですが、やや湿度が高く暑い暑い
バイク組みたて完了です!!!
まだ時間的に余裕があったので、バイクの試走にいくことに。
今年新しく開通した
伊良部大島を結ぶ無料だと、日本で一番長い橋
「伊良部大橋」走って見ると事に。
この橋は今回実際の大会のバイクコースにもなっております。
ほんとはかなり近いはずなのですが、かなりの遠回りをして、伊良部大橋に到着。
けっこう風が強いです。
伊良部大橋を渡って、折り返して試走は終了。
一息ついて、競技説明会&ウェルカムパーティーに向かいます。
競技説明、そして今回参加した方の各国の国旗
その後、パーティーとなります。
結局盛大すぎて、あまり食べれず… 一人焼肉となりました。
そして大会前日
この日はスイム会場に行きバイク委託、天気が怪しいのと、海風があるので自転車カバーをつけて指定された
場所におきます。
宿に帰りがてらに、ゴール近くに行きゴールの確認を。
明日ここをくぐればゴールです!!!!
期待と不安が入り混じります。
宿に戻り、大会の準備を進めます。
まず大事なのは補給食です。
「腹が減っては戦はできぬ」の諺があるように、長丁場の大会
いかにしっかり補給をとるかが、いや取れるかが大事となります。
今回もバイクボトルにグリコのCCDワンセンドを8袋をいれ1300カロリー確保です。
それ以外にもピットインゼリーバー等とり、まずカロリーを確保して
筋肉の疲労を回復させる為にもアミノ酸系も補給します。
そしてヒルクライムで使うと心拍を10拍あげられるといわれている
天然アミノ酸のVESPA(ヴェスパ)をバイクは40キロにひとつ
ランでは10キロに一つの割合で摂取します。
最後の最後に使うのが右端に移っている丸い錠剤、BCAAタブです。
補給等の準備を終わらせ、そのごパートごとに種目の必要なものを入れておく
トランジッションバッグに荷物をまとめます。
朝が早いので早めの床につきます。
そして、大会当日
天気予報とうり雨の予報、しかも風もやや強し。
スイムを開催するかどうか、アナウンスを待ちますが、ちらっと海をみた感じからして
厳しい感じ。
そのご正式にスイム中止のアナウンスが。
前の人の足が見えるくらい海が綺麗だよー、といわれ来たのですが、残念です。
でもこの天気仕方ありません。
結局
スタート一時間遅れて、スイムのかわりにラン 6.5キロ
その後は変わらずバイク157キロ ランに42.195キロの設定となります。
ただ、各パートの足きり時間は変わらずで、この一時間送れてスタートすることが
今回大会の完走率に大きく響くわけです。
そして、いよいよスタート、今回スイムがなくなったので会場全体も
とりあえずランから始めようか的な感じで、ランのスタートが始まります。
ランは全体の流れにまかせてそれとなく走り。
次のパートバイクにチェンジです。
ここでのアドバンテージが完走に大きく響きます。
あくまで目標は「完走」です。
今回のコースはあたらしく開通した伊良部大橋を渡るコースで
風がものすごく強く、この強風に皆さん苦戦したようでした。
荒川の強風に慣れているので、煽られはしましたが、DHポジションをなるべく
使いながら橋をこなします。
今回意識したことは「踏まないこと」です、この後のランのパートもあり
5時間近く踏み続けることは不可能です。
重いギアを使うのではなく「ケイデンス」を意識しながら走ります。
今回の平均ケイデンスは92回転でした。
そして
登りは「頑張らない」登りで頑張ってもそんなに大きなアドバンテージになら
ないかつ、足の負担も大きくなります。
登りは踏まずに、くるくる軽いギアで心拍&ケイデンスを見ながら登ります。
じゃいつ頑張るだよ?!!!つ突っ込みが入りそうなので。
頑張るのは下りと追い風です。
この時にはなるべくアドバンテージを稼げるように、ちょっとがんばります。
自分のイメージだと、ど平坦のイメージだったのですがけっこう小刻みなアップダウンを
繰り返します。
ゆっくり走れば綺麗な景色を堪能できるのですが、そんな余裕もなく
バイクでなんとかタイムを稼ぎます。
バイクコース157キロ
140キロを超えたあたりからは、ランもあるのでそこからは、無理せずゴールに向かいます。 ランだと胃がゆれて、あまり食べられないので
残っている補給食もなるべく食べるようにし、バイクフィニッシュに向かいます。
そしてバイクフィニッシュ。
思っていたよりもバイクは走れ、ラックにもそんなにバイクもかかっておらず
まあまあの順位でバイクを終えます。
バイクエリアにおいてあった補給食食べつつ、ランの準備です
ヘルメットを外し、シューズを履き替え、補給食が入っているウエストバックを
付け、ランスタートです。
このパートが終われば、ゴールだと、自分に言い聞かせながら走ります。
始めの一キロだけ、キロ/5分台で、そこからはキロ/6分台&7分台&8分台ではしり
ゆっくりでも小走りでもいいから歩かないように心がけました。
ゆっくりでも走れば、キロ/8分でいけるのですが、歩くとキロ/12分ととたんに
ペースが落ちます、歩いているような感じでも小走りではしります。
休むのはエイドステーションと決め、エイドステーションで少し休み、また
次のエイドステーションはで超スローの小走りで走ります。
当然このペースですが、まぁまぁ抜かれる抜かれる、あーこのジャージの人、バイクパートで抜いたなーと思う人がぞろぞろ、バイクパートで作ったアドバンテージがここで
終わりです、これがトライスロン面白いところでしょうか?悲しいですが…
心拍は飛ばさない通常ペースで153拍程度なので、それより上回らないように
走ります。
やっとのことで到着した折り返し地点、ここを折り返せばあとは帰るだけと自分いいきかせます。(頭の中にアリスのチャンピオンが流れます)
当然ながら超スローペース、歩いているんだか、走っているんだがわからない位です。
折り返しですから、色々な人にすれ違います。
その中、元気に走る、今回年代別一位になって女性トライアスリートSさんに
すれ違います。
私のくたばったランを見て
「店長ー追いつくわよーーー」と元気にすれ違います。
その姿をみて、きっと追いつかれるなと…
ならば、追いつかれるまで頑張って、追いつかれたら諦めて歩こうと
自分に決意表明です。
エイドステーションまでは、ゆっくりでも走り、エイドステーションで
ちょっと休み、後ろを確認して追いつかれていないのを確認してまた走り出します。
まるで見えないゴーストに追われているようでした。
折り返して20キロそして25キロを過ぎ30キロ、あと10キロまだ追いつかれません
そこからは、気持ちを切り替え、追いつかれないように頑張ろうと。
そして、だんだん街中に入っていきます。
そして街中では歩道に机を出して、ビール飲んだりとお祭りみたくなっていました。
沿道ではずっと応援をいただき、元気がでます、そしてゴールがだんだん近づいて
くることを感じます。
この宮古島トライスロンは島の方はお祭りのように楽しんでいました。
この温かい応援がきっとトライアスリートを惹きつけてやまないのだと思います。
ゴール間近、ビールを差し出されてちょっと飲んだことは時効ということで…はい
かなり酔いが回りました。
そして最後の最後競技場に入り約半周してゴールです。
わかっていたことですが、苦しんだランパート
このランも、あそこのゴールをくぐれば終わる。
競技場にはたくさんの応援の方がきており、おかえりと応援いただきます。
あくまで目標は「完走」です。
競技場を回りながら、その完走をできる
安堵感や喜びなどがいろいろ入り混じります。
そしてゴールテープをくぐりゴールです。
ゴールした瞬間、充実した達成感と安心感が感じられました。
そして、競技場に座ってただボーっとしていました。
まあまあ調子良かったバイクとは裏腹に、何人の方にランで抜かれたでしょうか?
自分自身ランで人を抜いた記憶がないです。
きっと150人くらいには抜かれたのだと思います。
ラン 5:03:20 ラン順位 598位
総合 307位でした。
CEEPO代表と田中さんと。
ゴール後やけにわきの下が痛いなと思ったら、アームカバーの上の部分がランで
擦っていて皮がむけ血がでていました。
白いアームカバーが赤くなっていました。
やけにわきの下が焼けるように痛いなとおもったのは日焼けではこのことでした。
事前にワセリン等でケアしておけばよかったのだと思います。
この宮古島トライスロンは宮古島全体が盛りあがり、絶え間ない温かい応援
この島の温かさが多くのトライアスリートを惹きつけるのだと思います。
宮古島は初参加でしたが参加してよかったです。
今回残念ながら、宮古島のきれいな海を泳ぐことは試泳のときしか出来ませんでした。
次回もし参加できるならちゃんと三つのパートをこなしてゴールしたいです。
悪天候でスタート時間が一時間遅れ、そこから7キロのラン
そしてバイクパート、悪天候の上に風にも悩まされた今回の大会。
最終的に総合の完走率69.1% 女性だけにいたっては完走率52.2%と
スイムがなかったのですが、かなり過酷な大会だったのかもしれません。
なぜ宮古島トライスロンはなかなか出れない人気大会なのか、肌で
感じることができました。
また来年もチャンスがあれば出たいです、でもランはもうちょっと練習しないと
だめですね。