こんにちは、ふじみ野店北川です。
なにかと不自由なこの頃ですがいかがお過ごしでしょうか。
どうぶつの森は注意しないと止め時がわからないゲームなので時間を浪費してしまいます。
帰宅後コツコツ進めているのですが子供がバッテリー残量5%のまま放置していることにイライラする日々です。
ようやくたぬきちさんの案内所がリニューアルしたところです。
さて、定期的なメンテナンスとてバイクのOHも随時入ってきているわけですが、今回はその中でもホイール。
個人的にはカートリッジベアリングを採用時カンパニョーロなどに比べると水の影響を受けにくい点がオススメなのですが、だからと言って水が入らないわけではありません。
今回メンテナンスしたのはMAVICのCOSMIC CARBONE。
早速フリーボディをあけてみると状態は悪くないものの水が浸入した後が見受けられました。
シャフトにうっすらとサビの色が。
幸い、固着や著しい腐食はありませんでしたので清掃で済みました。
しかしここで開けていなかったらサビが進行し固着や回転不良につながったかもしれません。
ベアリング部への浸水はないようで回転も良好でした。
そしてハブ周辺へ目を移していくと細かいところにサビを見つけました。
これは車輪軸のハブというところにスポークが収まっている様子ですがこのような入り組んだ形状の部分に表面張力が効いてしまい水がとどまってしまいます。
このホイールのオーナーさんはトライアスロンに親しんでいる方で海水などの影響を特に受ける環境で使用していることが想像できます。
雨ももちろんよくないのですが、海水はさらに腐食を進行させます。
スポーク表面にも塗装の劣化があります。
このホイールはステンレススポークですがこのようにスポークの接点に水が滞留してしまいサビを進行させます。
よくみると全体的にスポークがサビできています。
影響はリムにも。
表面のツヤにムラができてしまっています。
すぐにリムの性能に対して影響が出るとは考えにくいですが、一部ステッカーの剥がれが始まってしまったりと痛みが見受けられます。
トライアスリートがレースで使用するバイクはどうしても海水がかかってしまいますので早めの事後メンテナンスが非常に大事です。
今回のような場合はなるべく早めに水道水でしっかりと流してあげることです。
その際今回のような部分や、ドリンクなどがかかりやすい部分を念入りに流してください。
その後しっかりと水気を拭いてあげるとよいと思います。
いまは自宅でトレーナーをお使いの方も多いと思いますが汗がかかったままにしておくと同様の腐食を起こします。
まず汗がかからない工夫と、インドア用であっても定期的な水洗いをお勧めします。