こんにちはふじみ野店北川です。
春の陽気になると気分も盛り上がってくるのか様々なバイクのご相談が増えてまいりました。
通勤、通学にクロスバイクやMTB、週末ロングも走りたいなという方にはロードバイクという選択肢も。
バイクの予算やスペックの話はもちろんなのですが時々「サイズってなんですか?」というご質問を受けることがあります。
もうすでにスポーツバイクに親しんでいる人や我々のように日ごろから触れていると「自転車にサイズがある」ということが当たり前になっていますがこれから始めてみよう、という方にはわかりずらい部分ですよね。
一般的な自転車(一般車とかママチャリとか言いますね)ではサイズということはあまり出ることはなくどちらかというと24インチ、26インチ、27インチという車輪径でそのように扱われることが多いと思います。車輪径がの大小で足つき性も変わるので小柄な方は24インチ寄り、大きい方は27インチ寄りと便宜的に話すことが多いのだと思います。
車輪径の大小は走行性能にも影響が出ますので(小さいと発信時の加速が良い、大きいと巡行性がよいまたはその逆がデメリット)スポーツとしては条件がそろわず、フェアではありません。
そのため一般的にスポーツバイクでは車輪径は共通で「フレームサイズ」を変えることで異なる体格に対応します。
フレームサイズというのはどういうことかといいますと下記の画像をご覧ください。
グリーンのラインで表した部分これを「前三角」とか言いますがフレームのここの寸法を変えることでサイズを変えています。
サイズというのは体格によりますので、ざっくりと表現すると小さめのサイズは「近く、低い三角形」大きいサイズは「遠く、高い三角形」となります。
上記はサイズと体格の相関図ととらえてください。
ロードバイクの場合はもう少し細かいサイズ展開となりますが、わかりやすさ重視でクロスバイクの例を取り上げています。
そして同様に多い質問としては「自分のサイズはどれですか?」というもの。
洋服のサイズでもS・M・Lの表記のなかにも「ぴったりめ、ゆったりめ」があるようにS・M・Lの定義は実はメーカーごとというよりその中でのモデルごとにも違います。
そしてそれを判断する材料としては身長、股下寸法、柔軟性を加味した「体格」、「用途・目的」、そして「どのモデルに乗るのか」の大きく分けて3つのポイントで提案します。
つまりバイクが決まらない中ではサイズの判断はできないのです。
ですのでまず「どのバイクがいいかな?」という段階ではサイズのことは置いといていただき、まずは候補のバイクを絞り込みましょう。
ご希望のバイクが決まったらそのサイズラインナップの中で「あなたに合うサイズはどれか」ということを検討します。
スポーツバイクの興味が出てきていろいろ調べていくうちにスペックなどでも情報洪水で悩まされ、さらにサイズという聞きなれないポイントでさらに悩んでしまうことでしょう。
でもご自身で悩むべきは最終的に「コレにします!」という時だけでいいと思います。
ぜひご来店いただき私にご相談いただければ順序だててご説明させていただきます。
お気軽にご来店くださいませ。