乗鞍登ってきましたー 続き

ふじみ野店スタッフもりです。

先日の乗鞍登ってきましたの続きです。

さて、車中泊だった事もあり、AM4時頃に起床
昨日はかなりのドシャ降りだった事もあり
きっと雨が降っているんだろうなと期待して外に出ると
そこには…… 予想を裏切り見事な乗鞍岳が!!
17日乗鞍朝

雨が降っていたら雨が降っていた事を口実に岐阜まで行って「君の名は」の聖地巡礼して帰ってやると息巻いていた私もこの乗鞍岳を見たらもう、走るしかないじゃないですか。。。
内心、雨が降っているものだと思っていたためこれには肝を抜かれました。
日頃の行いのおかげか、昨日の占い機(笑)のおかげか分かりませんが覚悟を決めました

同行者はもう既に起床しており朝のコーヒーを優雅に飲んでました
私も一杯頂き、前日コンビニで買っていたアンパンなど朝ごはんを食べながらストレッチを行い

準備を行います。
乗鞍岳には三本滝まで車で行けます。
そこからは門がありこの門が6時30分から開門になっております。
なので、どんなに早く行っても6時30分まで三本滝で足止めを食らう訳です。

その為、ゆっくりと準備します。
イベントですと荷物を山頂まで届けてくれるサービスがありますが
そんな物ありませんので下山用の着替えや下山する途中にある温泉で一休みする為のお風呂セットや山頂で写真を撮るための一眼レフ
(ここで余分な荷物を持って行った事を酷く後悔します。)
以上(異常?)の荷物を担いでいざ乗鞍へ!!

乗鞍は全長20.5㎞、標高差1,260m、平均勾配6.1%と公式情報に乗っております。
これを見る限りはそこまでキツく無さそうとちょっとでも思ってしまった事が今回の一番の反省点でした。
何事も実体験に勝る情報はないですね。。

初乗鞍ということもあり、前半に飛ばしすぎないように無理なく体力を温存しながら登り始め
正直、最初は勾配もそこまでキツくなくだいたい5%くらいですね
最近、そこそこ乗っていた事も相まっていいペースで登っていけました。

6km越えた辺りで「三本滝」に到達
ここから先はマイカー規制されていまして許可を得ているバスかタクシーを利用すれば上に上がれます。
逆に言えばここから先は一般車が入って来ないので幾分走りやすくなり筈!!
結構、車で三本滝に行って自転車で登られる方が多かったです。

確かに車はバスかタクシーしか通らないので自転車で走っている身として走り易いです。
ただ、三本滝を超えて景色の良いスキー場を過ぎた辺りから徐々に勾配がキツくなり
サイコンを見たら勾配10%…
きっと直ぐに終わると信じひたすら進みますが
一向に勾配が緩やかになることを知らず

その内、リアタイヤに違和感があり
普段の柔らかい乗り味とは違う硬い感じになり、不安を覚えながらも
何かを踏んづけてもいないし、サイドカットした覚えもないので全力で気にしないようにして登っていました。

標高2,000mを超えてくると呼吸が苦しくなり
ただでさえ、全然速度出ていないのにもっと速度が落ちてきました。
今まで富士山や白石などでは味わえ無い経験でした。

命からがら位ヶ原山荘を超えて
もはや、死にかけの状態
本来であれば登れば登るほど気温が低くなるはずが、乗鞍の場合登れば登るほど太陽が近くなので直接照らされ暑くなり
汗だくで水分を失い、呼吸も苦しく、脚もボロボロ
ただ、景色は綺麗でした。
今思えば別にレースでもないんだから位ヶ原山荘で休んで行けば良かったななんて思いながら

肉眼でゴールが見えかかったあたりで、ボトルの水が無くなりました。
辺りを見渡すと天然の雪解け水が湧き出ているではありませんか。
後、2kmほど走ればゴール。

いま、脚を止めて水を汲んで走れば完走する事は容易でしょう。
だが、ここまで脚を付かず走ってきた努力はどうなる……。
という葛藤なんか無く

水が無くなった大義を振りかざし脚を止めました。
はい、脚つきました。えぇ、つきましたとも
でも、そこで改めてあたり見渡しましたけど、素晴らしい絶景!!

気が付いたら雲の上にいました!

写真でも撮っておけばよかったな今になって後悔しておりますが
その時は山頂まで我慢するんだ!っていう強い意志(笑)を持って残りを楽しむ事に!

そんな感じで山頂到着!!
乗鞍山頂
後ろを振り返るとまた雲の上!!
乗鞍 ゴール

そして、山頂には雪が溶けた水の池「鶴ヶ池」も凄く綺麗でした。
鶴ヶ池

バスの最終到着地点である畳平まで移動して山頂でコーラを飲みながら乗鞍本宮でお参り
乗鞍畳平
ここまでのタイムは2時間17分。荷物持ちながらにしても練習不足を身に染みて感じました。

本気でタイム狙うなら最初の6km(三本滝)までで出来るだけタイムを稼いでおく必要がありますね
序盤、余裕を持って登って後半挽回しようにも勾配キツくて挽回出来ませんでした。

そして、タイヤの空気圧を普段より1、2気圧下げて置いた方が良いと思いました。
標高が高くなると空気圧が上がりますのでそれを踏まえてセッティングを行った方が良いかと。
空気圧計を持って行くのを忘れてしまった為、測ってはいませんがえらくタイヤがパンパンになって
折角のコルサのフィーリングが台無しでした。
途中、タイヤがパンクしたかと思うくらい硬くなったのはこれが原因かと思います。

最後はやっぱり、高所では酸素が薄くなるのは知識として分かっていましたが
何も対策を打っていなかったのも反省点ですね。
やはり、パワーブリーズ始めるか。。。

今回も色々と課題が残るライドでしたが景色がとても綺麗で
本当に楽しいライドでした。
また機会があれば後、一回くらいは走ってもいいかな。。

ちなみに、下山する時はにはもう雲に覆われて景色が見れ無かったです。
下山時

今週末の乗鞍ヒルクライムに参加される方の力になれれば幸いです。
とても、長く拙いブログになってしまいましが
ここまで、ご拝読頂き誠にありがとうございます!

皆様のご来店、心からお待ちしております。

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