高いスペックで定評のある、高コスパカーボンホイールが入荷してきました。
ROVAL C38Disc
店頭価格¥110,000
何と言っても魅力は、その価格です。税抜にすると10万ぽっきりと視覚的にもインパクトのある価格です。
10万円台前半で買えるホイールでしかも、カーボン、なおかつチューブレスレディというサービパッケージです。
実は、モデルチェンジ前の同ホイールセット重量が1560g、NEWモデルは1600g(リムテープ含む)。
使用しているリム・スポークはスペック上は旧モデルと同一の物なのでハブの重量が少々、20gくらい重たくなっただけで価格が¥30,000-も安くなる。どういうことでしょうかw
正直、回転の中心部のハブの重量は走りにはほぼ影響ありませんのよ。
性能はそう変わらないが製造上のコストダウンはうまく出来ているということでしょうか。あるいは戦略的な値付けをSPECIALIZEDが行っているのか、、、とにかくありがたいことに変わりありません。
この圧倒的な価格は普段のホイールとしても、荒くハードな使用状況になりやすいグラベルロードやシクロなどのオフロード用にと使用用途も幅広いのが魅力です。
グラベル等も想定されているため、リム内寸が21mmあり40mm幅程度のタイヤもお使いいただけます。
重量はメーカー公表値で1600gとアルミの10万クラスのキシリウム等と同じくらいの重量ですが、漕ぎ出しの軽さや登坂性能、アルミとは一味違う乗り心地の良さに大きく貢献しているので、もちろん本気の1本としても十分なスペックを持っています。
更にその魅力はリムハイトにも。。。
名前の由来ともなった38mmリムハイトはバランスを取った設計です。
パワーがあり中途半端なリム高だと逃げている感じがする方や、見た目のインパクトを考えたら圧倒的に50mmや60mmと言ったリムハイトの選択になります。
リムハイトを38mmと低めに設定することで荒川など風が巻くような場所で不意に横からの風にあおられてふらつくのを抑えることが出来ます。
逆に低すぎて平地の巡航時に伸びが感じづらかったり、登りでヨレて逆に重たく感じてしまうという事がない絶妙なリムハイトのバランスをチョイスしております。
特に自分の様な非力なライダーにはまさにその恩恵が最大限還元されます。
このホイールの良い点はハブやスポークなどのパーツのアッセンブルにも垣間見ることが出来ます。
DT Swissのハブ、スポークはロードはもちろん自転車のディスクブレーキ機構の始まりと言えるMTBでも高い支持を得ています。
そのDTSWISSのハブを。
スポークはこちらも高い人気のコンペディションレースを採用して申し分ないアッセンブルとしています。
ディスクロードや、グラベルロードを買ったはいいけれどカスタムするのに良いホイールが無い、アルミよりはカーボンリムのホイールにしたいけど予算が、、、
そんな方に是非お勧めしたいホイールです。