今年は大人の遠足だ!2度目のアタック霞ヶ浦!その②

その①はこちら

 

 

PC2、正午に着。

 

いや暴風にも程がある!!!!!!

なんなら去年より強いんですけど!?!?!?!?

 

追い風になるように背を向けると風の強さで勝手に足が進みます。

「台風の前日に走った時こんな感じだった」という恐ろしい話をKさんから聞きました。
え?台風前日並の風ってこと?え?なんで?

そんな風ですので、車体を止めるにもかなり倒すかなにかに挟むかしないと簡単に風に持っていかれます。
すぐ隣に止めていた2台も倒れた。ごめんなさい救えなかった……( ; – ; )

 

14時半頃に定食屋に着けばいいかな、ということでここも15分くらい休憩。

 

Kさん「ごめん味噌汁だけ飲ませて~」

コーヒーを飲み切った私「お気になさらず~。ていうか味噌汁なんすね……へえ……」

Kさん「体温まるし塩分取れるしオススメ」

私「たしかに……」

 

コーヒーなんて飲んで大丈夫だっただろうか(利尿作用的な意味で)と思いつつ、15分経ったので出発……なぜかチェーンが外れていたKさんを待つこと数十秒。

 

Kさん「あっ、これ倒れたか……?エンド曲がってるかも」

私「うわマジか」

 

SRAM e-tap「ウィーン!ガチャガチャ……
ヂャン!(チェーン落ちの音)

 

Kさん「あ、ロー側ダメだ」

私「なんてこと……」

 

よりにもよってスタートゴールから一番遠い折り返し地点、さらにこれから台風前日並みに強い向かい風に繰り出さねばならない場所でのエンド金具の曲がり。
強風で倒れ、他の参加者が立てかけ直してくれたであろうことは想像にたやすい……
そう、すべてはバカみたいに強い風のせいです。

「(風がなければ)初心者向けだよ♡」みたいな顔をしているアタック霞ヶ浦ですが、そもそも無風の霞ヶ浦ってあり得るのだろうか。本当に初心者向けか?

 

一番ロー側に入れるとホイール側にチェーンが落ちる以外は大事ない、いやまあ十分大事なんですけど、とりあえず大丈夫そう、ということで暴風セクション(向かい)へと挑み待ってほんとびっくりするくらい風が強い。

1ヶ月ほど前に強風に煽られてFOIL Premiumが浮いた風速10mの荒川を思い出すくらいには風が強い。
Kさんの後ろについてもちょっとこれ……あの……無理です……ってくらいの暴風。

「霞ヶ浦は海だよ」とかパパに言われたら子供信じちゃうレベルで水面が波打ってる……。

 

 

三連休中日で天気がいい日でしたので、多くの釣り人の他にファミリーでサイクリングを楽しんでいる姿もちらほら。

そりゃあね、霞ヶ浦と検索したらまず出てくるのは穏やかな湖の姿です。

「2月だけど気温も暖かそうだし、次の三連休は家族みんなでサイクリングだ!」
とかうっかり思ってしまいますよね。

 

過去1度でもアタック霞ヶ浦に参加した者はみんな同じことを言うでしょう。

 

今すぐ考え直せ。

 

暴風の壁を突き進むパパと男の子と、だんだん2人からちぎれていく女の子を見ました。
女の子がぐずってなにか言いながら止まったんですけど、風が強すぎてお父さんたちに声が聞こえないわけですよ
家族はどんどん先行っちゃうわけですよ。
そして後ろからは変な格好の変な自転車乗った人たち(我々)がガンガン抜いていくわけですよ。

強い風、変わらない景色、変な人たちがわんさか来る上に自分は置いていかれる……。

あの子が自転車にトラウマを持たないといいなと思いました。マジで。

※ちなみに50mくらい離れたあたりで気付いたパパが戻ってきました。よかった。

 

 

去年は強風に加えてとにかく膝が痛くて理不尽にキレ散らかしていましたが、
今年はもうキレるより車体を風に持っていかれないよう支えるのに必死

大変申し訳ないながら手を放すと間違いなく自分が落車するので後続への手信号も出せず、上記の様子も見守るのみで先を行く家族に声をかけることもできず

余裕ができたらラーメンに思いを馳せ、フロントはインナーに落として、オムライスに思いを馳せ、ケイデンスで回して耐え忍び、それでもちぎれかけるのでKさんが足を緩めてくれて、どうにかこうにか後ろについて、カツ丼に思いを馳せ、また耐え忍んで……。

そんな爆風の中でアウターロー縛りを余儀なくされ大変な思いをしているにも関わらず、「真後ろついて楽していいよ~」と声をかけてくれる優しさの化身・Kさん( ´•̥ω•̥` )
後の本人いわく「富士ヒル走ってるみたいだった!」ということでしたが、それにしてはケイデンス高い……ケイデンス上げて走る練習しないといけないな私は……。

 

 

霞ヶ浦の波「オラッwwww食らえッwwwwwwww」

 

無慈悲に波を受ける私
「ア゛ーーーーーーッ!!!!!!」

 

無慈悲に波を受けるKさん
「最大瞬間20mくらいあるんじゃないのこれ!?(笑)」

 

 

左半身めっちゃ濡れた(^-^)もうやだ(^-^)早くご飯食べたい(^-^)

 

 

写真では穏やかな春の午後みたいに見えるのが憎い。

 

暴風セクションを走ること1時間半。
行きの倍の時間がかかりましたが、やっと湖からおさらばです。

そして暴風の中の厳正なる審査の結果、
今日のお昼はカツ丼に決まりました。

霞ヶ浦湖畔から目当ての定食屋へは15分ほどということで、PCで買っておいた羊羹をぐっと我慢。
体内で鳴り響く悲しげな音を聞かないことにしてさっさと向かうことにします。

 

土浦駅からほど近く、亀城公園横にある定食屋・亀屋さん!

の、カツ丼(並)!

昔ながらのカツ丼に御新香とサラダとお味噌汁、最高じゃないですか……。

揚げたてのサクッとした部分と卵で閉じるときにしっとりした部分と、カツだけで2種類の食感を楽しめます。
そしてまたトンカツに使っている豚肉自体がすんごい美味しいさっぱりしているけど旨味と肉汁をしっかり感じる……!
カツ丼自体久しぶり!カロリーが気になるお年頃なので!

 

卵と玉ねぎと三つ葉とカツをうまいこと全部口の中に放り込んだら
間髪入れずに甘め濃いめの極旨タレがかかったご飯をかっ込む!

うまい!優勝!

開始程なくして熱狂したフロア(口腔内)をいったん家庭の味・味噌汁で落ち着かせ
一息ついたらシーザードレッシングのかかったサラダでブーストをかけ、

ちょうどいい塩味にポリポリと小気味いい音を立てる御新香でリズムを整えてから水を一口
そして改めてカツ丼のショータイム!

たまに一味唐辛子でスパイスをキかせた甘辛チューンを響かせると新たな一面も見られて一石二鳥だぜ!(?)

 

そんな感じで内心テンション謎の爆上がりでしたが、大先輩と一緒なのでおとなしく「えっうまっ……」「すごくおいしい……」「うまい……」と静かに食べました(‘ω’)

 

Kさんはチャーシューメンをチョイス。
さすが自身のFBで魅惑のラーメンライドという連載(?)をしているだけある……ラーメンを愛している……。
後に上がったKさんの投稿を見たら、スープの出汁や麺の量の考察、そして簡潔でわかりやすい食レポが。ち、知的や……!

かたや「熱狂したフロア(口腔内)」ってなんやお前、盛り上がってる以外なにもわからん……!!!!

 

 

「ドンッ!ってしたらキュッとしてシュッ!」みたいな擬音語モリモリ大阪のおばちゃんスタイルの説明しかできないので、走り方だけじゃなく伝えやすい言葉選びも見習いたいです。

 

 

お昼時を過ぎてから入ったので他にお客さんは1人だけ、昭和レトロな店内の居心地は抜群に良いです。尻に根っこ生える。
気が付いたら目の前のカツ丼はなくなってしまっていたので、メニュー表を眺めたり外の風を見たりトイレ借りたりすること15分、出発予定時間になりました。

 

 

Kさん「じゃあ行こうか!」

私「あ、私お会計まだ……」

 

Kさん
「さっき席外してる間に一緒に払っておいたから大丈夫だよ」

 

「えっ、……え!?!?!?!?」

 

Kさん「他にいっぱい人引き連れてたら無理だけどね(笑)喜んでもらえたようでなによりです」

私「ご……ごちそうさまです……!」

 

 

 

超絶スマートッ……!

他の追随を許さぬ圧倒的スマートッ……!

これが大人の男のパワーッ……!

これが真の”紳士”ッ……!

 

 

 

Kさんのスマートな対応にほうけながらブルべ再開、再び見慣れた小貝川の土手へ。

通行止めから迂回するところで一度道に迷い、迷っている最中に私のPOLAR V650ちゃんがGPSを2度見失い、あわやパイロット(私)と計器(POLAR)の大喧嘩が勃発するところでした。
しかしながらKさんがとても穏やかに正しい道を探して走っていて、その姿に荒ぶる気持ちが静まります。

私はKさんを生き仏かなにかと勘違いしているところがあるな?

 

無事ルートに復帰して、あと10kmほどで最後のPCというあたり。
細かな段差やひび割れで揺られ続けるコマ図は相変わらずヂャンヂャンヂャンヂャンとやかましい音を立てていてうるせえ~(^-^)と思っていたのですが、
その中に混じってなんか変な音がするような……?

耳をそばだてるとキュイ……キュイ……と手負いの小動物が鳴くような音が混じっていて、信号待ちのタイミングでいろんな角度から覗いてみると、
ホルダー本体とウントを繋げた部分からヒビが広がっている!?

 

あと10km、7km、5km、3km……どうにか耐えてくれ!
可哀想な音とともに最後のチェックポイント、PC3に到着!

たしかこの時点で17時になってなかったはず。
時間貯金はさらに貯まって1時間半になっていました。

Kさんにガムテープを分けてもらって底を補強。
痛々しい……あと30kmだから頑張ってくれ……。

布ガムテを何かに巻いてサドルバッグに入れておく、というロングライドの知恵は知っていましたが、必要になるとは思わず不携行。
次からは持っていきます……。

 

Twitterを開くと、PC1で会ったMさんが二十分前に完走していた。
はっっっっっっっや!?!?!?
8時間切り狙って見事達成だそうです。すごい。さすがPBP完走者……!

 

一方こちらは大人の遠足ですので、「パンク2回しても完走できるねえ」「もしかして12時間切れるかな」とのんびり休憩。

 

出発時間には大分暗くなっていたので、リアライトを2つ点灯させて、デイライトでつけていたVOLT300を消してVOLT1200を点灯。そういえば結局1日通して暖かい日で、冬用の防風グローブの出番はありませんでした。

背中には追い風、道は微妙に下っている。
利根川の土手を走る頃には風もだいぶ弱まってはいましたが、Kさんと2人で「ボーナスタイムだ!」とキャッキャしながらタイムを稼ぎます。
越谷市街に入る頃には霞ヶ浦復路で体感風速がバグったこともあり風の存在感は皆無。

朝に見た交差点を曲がり、コマ図のロールもあとわずか。もうすぐ終わっちゃうんだな……。

 

遠足の帰り道、ちょっと寂しいようなホッとするような気持ち。

 

今年のアタック霞ヶ浦、たしかに初心者向けだった。すごく楽しかった!
(ただし霞ヶ浦湖畔復路、お前は許さない)

 

  

完走!11時間50分で認定!

今年のメダルはオレンジなんだ~!かわいい~!と思ったんですけど、
車輪ですねこれ。オレンジなわけなかろう。

ミスコース2回と亀屋さんに寄るので2kmほど余計に走っていたらしく、最終的に走行距離は205km。
TSSは351と、TSS的にも疲労度的にも「200kmよく頑張りました!」という感じ。本当に楽しい200kmでした!

 

コマ図の作り方や見本、当日のアテンドなど、Kさんには大変お世話になりました……!
ぜひまたよろしくお願いします!

 

 

しかしほとんど同じコースでTSS581.7だった去年は一体なんだったのだ……?

 

 

コマ図の使い方も美味しい定食屋への道も覚えたので、アタック霞ヶ浦なら来年は誰かを連れて走れるかな?
まだまだランドヌーズを名乗るまでもないですが、今年は楽しくいろんなブルべを走れたらいいな~!

結論はいつもブルべは楽しいに尽きてしまう……(笑)

 

100kmオーバーのライドが苦でなくなったら、ブルべに挑んでみてはいかがでしょうか?

今までとは違う場所で違う景色を見て違う走り方を求められる。

ただのサイクリングにはない緊張感と、レースとはまた違った高揚感、完走後の達成感。

味わってしまったら、おそらくあなたもこう呟いているはずです。

「ブルべ楽しかった」

 

 

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。
コマ図はいいぞは別記事で!

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