こんにちはふじみ野店北川です。
本格的な冬が訪れる前の過ごしやすい季節、貴重ですね。
今回はロングライドの後にパッド交換をご依頼いただきました。
前後ともにそこそこにブレーキパッドが減っていてダストが積もっていました。
特にフロント側(写真右)が顕著ですね。
左側の写真はパッドの消耗に対してピストンがせり出してきて自動調整をしている様子です。
パッドの左右に見えている白いパーツが「ピストン」です。
これのおかげでローターとパッドの間隔を一定に保ってくれています。
(自動車なども同様です)
ここにダストが積もってしまうとピストンの動きを妨げてしまい「かた効き」だったり引きずりという状態になってしまいます。
洗浄方法はシンプルでフォーミングマルチクリーナーを吹きかけて浮き上がってきたところを細めのブラシで書き出します。
ピストンの側面に積もったダストもかき出すように行います。
かなりきれいになりました。ピストンはセラミックでできていて表面は珪藻土コースターみたいになっているので完全には落ちない場合もあります。
ブレーキダストはいきなり積もるわけではなく徐々に積もっていきますので、はやめに水道水などで流してあげるとこびりつくのを防げます。
こんなかんじでブレーキ周りに意識を向けていただけるとパッドの消耗や異常にも気づきやすくなります!
メンテナンスは早めに!ですよ!