こんにちは、ふじみ野店北川です。
先日「ヨーヨー置台」を買いまして、コレクション整理がしやすくなるなぁとニンマリしております。
さて、発表から話題の機械式変速機を「無線電動化」する「X-SHIFTER」。
いわゆる「魔改造」的な匂いがプンプンする、面白そうなもの。
発表時の紹介記事はこちら
映画ロボコップ３でまさかの飛行までやってみせたアレに近い飛び道具感！（まぁ飛んでるんですけど）
既存の機械式変速機のシステムはそのままにプラスワンの加工で電動変速化できるとあって、想像力豊かな方々からはいろんな相談がありますね。
9Sソラを使っていても電動化できる！
MTBでも電動化！
油圧DISCのロードはレバーを変えるのは高くつくからちょっとコレでお試し電動化！とか
「ポッド」と言われるスイッチと機械式Rメカのワイヤーを引っ張る電動ユニットを追加すれば既存のシステムはそのままで追加できるので、事情があって戻すということも比較的しやすくなっています。
いろいろとご相談はありましたが、実際に取り付けたのはこちら！
SPECIALIZED HOTROCK20
（20インチのJrMTBですよ！）
X-SHIFTERの単体価格が￥42,000-（税抜）なのでいわゆるバイク価格を超える改造費ということになりますね…。
もともとは「グリップシフトタイプ」のシフターがついていましたが、それでもお子さんには使いづらい、動きが重いということで！
シフターはスイッチ化されコンパクトに！これならお子さんの小さい手でも扱いきれるとニッコリ。
その様子を見ていたじぃじの顔もニッコリ！
電動ユニットは今回はこのような取り付けになりました。
取り回しは融通が効くのでフレーム形状などと相談しながら取り付けていきます。
実際にはスイッチからの指示でモーターユニットが変速機のワイヤーを巻き取っているのですが、手元はスイッチのみなので関係ありません！
バッテリーは取り外すことができて充電式。
USBから充電するタイプなので出先でバッテリーが切れてもモバイルバッテリーがあればまた走り出せます！
設定はスマホのアプリから行います。
いろいろと拡張性は見込めるのですが、まだ「comming soon」な機能もあります。
この辺はアップデートに期待ですね！
対応するギヤ数は3段から12段まで！
いろいろと妄想は広がるのですがここではあえてあまり言いません！
肝心のギヤチェンジは各段ごとに微調整が可能です。
一般的にはシフト間隔は全段等幅なのですが下位グレードで精度がアレだった場合でもここで各段ごとに微調整ができてしまうわけです！
これは電子制御ならではのカスタマイズですね！
今回このJrMTBに取り付けることになったのですが、とてもよいヒントを頂けました！
時々Jrトライアスロンのお客様も来店されるのですが、やはり身長が140cm以下の小学生にはスモールサイズのロードバイクもありますが、お子さんの手にはSTiレバーは大きくてなんとかブレーキは引けるけどギヤチェンジなんて無理！というパターンも見受けられます。
ポッドを操作しやすいところに取り付けてあげれば、気持ちよく、安全にギヤチェンジができるかもしれません。
大人の方でも身体的な特徴や制限で左手でRシフトをしたいという方もいらっしゃいます。
シマノDi2のカスタマイズでは左右のシフトボタンを入れ替えて「左レバーでR変速を」「右レバーでF変速を」ということも可能なのですが導入コストがかかりますね。
クロスバイクやミニベロにも導入しやすい電動変速なのでユニバーサル化が進んで多くの人に自転車を楽しんでもらうきっかけになるといいですね。
こんなバイクに付けられる？こんな事できる？というご相談も歓迎ですのでお気軽にどうぞ！
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停めやすい広々駐車場も完備です。
とりあえず見に行ってみよう！歓迎です。
初めてのバイクだからこそ、専門店でじっくり聞いて選んでください。
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