楕円と言えばROTORの最新モデルALDHU 3D+

 異動後本日2日目でまだまだお店の環境に慣れず(笑)、トルクレンチの場所をようやく覚えたところです。

新人スタッフってこんな気持ちなんだな~と改めて新鮮な気持ちになっている今日この頃。
バイクの機材も常に新鮮なものが良いですよね~。

最新の機材に触れるとわくわくしますし、何より早くなった気がします!(ここ大事ですよ~、、)

 ここ最近はパワーメーター推しが強めだったROTORから久しぶりに新しい機構を採用したクランクが登場しました。

ROTOR

ALDHU  3D+&Qrings Spidering Set

まず、最も分かり易い重量比較ですが、なんとチェーンリング50/34Tの組み合わせでクランク長170㎜の場合、超メジャーコンポーネントメーカーのフラッグシップクランクと比べると11gの軽量という結果になっています(メーカー調べ。)
因みに、現行の3Dクランク+&Qリングエアロ50/34T 170㎜で643gでこちらからは45gの軽量化を果たしています。

本当は実測で計測しようと思っていたのですが、
間違えて52/36Tを開けてしまったので比較になりませんでした、、、

ただこちら52/36T仕様でも軽いです!!

  

左右計測をして実測で633gとそれでも軽量に仕上がっていますよ~。

でも、このALDHU 3Dというクランクただ軽いだけではないんです。

最近のMTBのクランクでも同じ考えを導入しているメーカーも増えてきていますが、
アクスル、左右クランクアーム、スパイダー(チェーンリング)がそれぞれ独立した形になっています。

入荷してきたときはこんな感じでバラバラになって入ってきたのです…

ここで大きなポイントはクランクアームが独立しているという点です。
なぜ重要かというと、画像では少し分かりづらいですが左右のクランクアームの形がほぼ一緒になります。

そのことで左右のクランクの剛性がほぼ一緒となり左右での踏込みの違いが発生しづらくなりより安定した踏込みが可能となります。

そして、Qリングの肝になるのが、OPCポジションの存在です。
OPCポジションとは楕円のチェーンリングの楕円のピークをどこに持ってくるかで、踏込みの好みが変わってきます。そのピークが調整可能なのですが、今までの調整段階が5ポジション(ないしは4ポジション)だけでしたがこちらのシステムは今までの5ポジションに加えそのポジション間で0.25、0.5、0.75と、更に細かく調整が可能になりました。この構造でパーツ点数も大幅に削減できるので軽量化にも貢献できます。

そして軽量化という意味で重要な要素の一つであるチェーンリング。

個人的にはこのチェーンリングにグッときてしまいました。

といいながら写真をたいして撮れませんでした。(どうしても重要なポイントが捕えられなかったんです。。。)

と言う訳で、カッコいいアングルでチェーンリング裏で許してください。

そして実際に伝えたかったのは、このチェーンリングインナーとアウターがひとつのブロックからの削りだしという点です。そのことで30gの軽量化したうえより楕円率を上げ、楕円による効率化も狙っております。

何と言ってもカッコいいですね!

ただ、楕円率があがると心配なのがシフト性能。
こちらは、チェーンリングの厚みを変え、変速時のきっかけになるピンやチェーンがかかっていく箇所の形状を見直し大幅にシフト性能が向上しております。

より魅力的になった、ROTORの新型クランク、

只今、クランク長170㎜で、50/34と52/36仕様がそれぞれ入荷してきました。
気になる方はおはやめにどうぞ!

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