スズキでございます。
最近気になる話題を早速、サイクルスポーツで特集してくれました。
それは
クランク長です!!!
おそらくいまついているクランク長は170ミリがほとんどだと思います。
いま基準のクランク長が170ミリだと言っても過言ではないと思います。
ただ
この170ミリ基準のクランク長
誰が?どのように?なんで?170ミリになったか判っていないのです(私が知る限り)
そしてここにきて、ショートクランクが見直されるようになってきました。
火をつけたのはまずはトライアスロンからです。
いま北米のトライスロン業界では空前のショートクランクブームだそうです。
ROTORでも155ミリからショートクランクを発売したのも北米市場の影響だそうです
(注:それ以前に日本ではリクエストしていたそうですが、ロットの問題で出来なかったそうです)
トライスロンではショートクランクにすることにより足の上下の可動域が小さくなり、次のランのパートの負担が少なくなる
等々、メリットが大きく、いまこぞってトップ選手達含めショートクランクを採用しているようです。
その流れがロードにも来たのだと思います。
実際SKYチームはクランク長が秘密になっているそうです。
そろそろ身長の10分の1が基本のクランク長の定説は覆ると思います。
皆さんの頭の中では長いクランクの方がテコの原理で重いギアを軽く回せるじゃないないかと思うかとおもいます。
最近のパワーメーターの普及や計測機の進化でそれが当てはまらないという研究結果が出てきたそうです。
その内容も今月9月20日売りのサイクルスポーツに書いてあります、ここは是非必読してください。
いままでのクランク長の考えが変わると思います。
サドルを下げる、ステムを短くする、クランクを短くすることを
自分を否定された気がするのか、敬遠する方が多いような気がします。
理論がしっかりとできているショートクランク、使う手はないと思います。
じゃいくつの長さがいいの?
そこはお店に相談してくださいね。
またクランク長を試せるプランもスタッフ北川が現在企画中です
私も何気なくずーっと170ミリのクランク長を使っていたのですが、ここ何年かは165ミリを使っています。
165ミリの方が回しやすくて間違いなくケイデンスが上げやすいです。
ただし、信号等のゼロ発信のときはトルクが弱くなるので若干きついことがあるのですが平地での巡航等は
ショートクランクの方が回転を維持しやすいのでいいと思います。
踏むのではなく、まわすのを心がけて走るようにしています。
今のクランク長見直してみませんか?