現代は「完組」と呼ばれる高性能ホイールが市場に多く出回っています。
これらのホイールは、リム・スポーク・ハブを専用に設計することで、
ホイールの特性を大きく変化させ、エアロ、ヒルクライムといった
それぞれの用途に特化した高性能を実現しています。
特に、マヴィックのジクラルスポークのキシリウムシリーズ、
カンパニョーロのシャマル・ユーラス
フルクラムのレーシングゼロ・レーシング1
…などは、ハンドビルドでは到達不能な剛性をもつ、
高性能ホイールの名に恥じないシナモノ達です。
そういった高性能ホイールに剛性ではかなわないけど
重量では軽くできることもあるよ。という立ち位置にあるのが
手組ホイールことハンドビルドホイールです。
これは、私が試作したリアホイールです。
ライトニングのアルパインのリムにTNiのエヴォリューションハブを組合せました。
スポークはサピムCX-RAYで 左右タンジェント組 ソルダリング
リム重量は400g前後で、総重量が775gになっています。
上記のような高性能ホイールの剛性はありませんが、
心地よい加速感があり、ロングライドにおススメできるホイールにしています。
草加店の天井にしばらくつるしておきますので
気になる方は ぜひご覧になってください。
みやかわ