ROTOR ALDHU3D+入荷しました!!

こんにちは、ふじみ野店 北川です。

楕円チェーンリングといえばROTORとなりますがまさに新世代といえる「ALDHU 3D+」が再入荷してきております。
機能的なアップデートはもちろんですが、構造的にも面白い内容となっていますよ!


もう伝えたいことは代理店できれいにまとめてくれています。
1)軽量!カタログ重量598g!

実測629g!!R8000アルテグラがカタログ重量674gとなっておりますのでそれよりも50gほど軽いということになります!

2)チェンリングの厚みが4mmから5mmとなったほか変速ピンやシェープの見直しなどによりシフト性能が2%向上!
楕円率も10%から12.5%となりより効率的となっております!

3)セッティングの変更が容易になりました!ダイレクトマウント方式となりクランクアームでスピンドルへ直接挟み込む形で固定されますので、より簡単に、さらに細かく調整が可能になりました。

以前はOCPを変更する際は一度チェーンリングボルトを外して位置を変更する必要がありましたが、写真のような細かいセレーションがスピンドルにも刻まれており、クランクアームを外せば位置変更が可能です。
その時に使用する工具は10mmのレンチ一本です!基本的なOCPは5つありますがさらにそれぞれの間に0.25度、0.5度、0.75度と細かい刻みがあります!
セッティング沼にはまりそうですね、こりゃ。


BBシャフトのチェンリング側はこの様になっています。
細かいギザギザがチェーンリングの嵌合用、手前の大きい波型はクランクの嵌合用のセレーションです。

ギザギザにOCPを合わせるだけなのであとで変更してみようと思ったときでもとっても簡単です。

ギヤ位置を決めたらその上から右クランクを固定していくだけでチェンリングが共締めされる構造です。
こういうの好きです。

それともうひとつ、このチェーンリングをみてなんか、違和感を覚えませんか?
ダブルなのにチェーンリングボルトが見当たりませんね。
最近のシマノのクランクなどはチェーンリング自体にナットの役目をもたせ、見た目がすっきりとなりますが、これは違うのです。

なんとダブルチェーンリングが一体成型なのです!!
かつてSRAMのREDがデビューのときもスプロケットが金属の塊からの削りだしと聞いてワクワクした覚えがありますが、このチェーンリングもダイナミックな切削跡がスパイダー部に残され、工場ロボット萌えの私としては、X軸Y軸Z軸をどんな風に動きながら削っていくのかじっくり見てみたいものです。

そしてもうひとつのトピックは右クランクからチェンリングを取り付ける「スパイダーアーム」がなくなったことで左右のクランクがほぼ同じ形状となったことです。
これにより左右のクランクが左右均等の強度、剛性となりました。
それが従来型のクランクに比べてどのような変化をもたらすかはまだ検証の余地がありそうですが是非使って見たいクランクです。

チェーンリング裏側より


これから楕円チェーンリング、ROTORのクランクに交換しようかな?興味があるなというかたいかがでしょうか?
店頭で展示しておりますのでお声掛けいただければ実際にお手にとってごらんいただけます

お気軽にご来店ください!!

 

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