第26回日本トライアスロン選手権(2020/東京・台場)
出場報告
西 麻依子(東京都トライアスロン連合)
開催日:2020年11月08日(日)
開催場所:東京都港区台場
距離:スプリントディスタンス(Swim750m/Bike20km/Run5km)
気象:曇り・水温18.2度・気温18.7度(ウエットスーツ着用可)
結果:エリート選手女子・35人中10位
58:58(S9:16(6)/B31:24(8)/R17:05(12))
【使用機材】
バイク:BMC「team machine SLR01」
ヘルメット:Kabuto 「AERO-R1」
ウエットスーツ:メイストーム「BRAVO ONE」
メカニックサポート:メイストーム
アスリートサポート:スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ
【トレーニング環境】
RONDO SPORTS
RUN塾
<レースレポート>
コロナウィルスの影響により、今年はスプリントディスタンスでの開催。
コース変更などもあり、いつも以上に集中力の試されるレースとなった。
8:00エリート女子がスタート。今大会はレースナンバー11。
スイムコースが右回りから左回りへ変更になり、スタート位置の選択もウォーミングアップの感覚で決めることに。インコースから埋まっていき、27番を選択。
水温の関係でウエットスーツ着用となったため、泳力差が出づらいとはわかっていたものの、横一線になってしまい、抜け出そうとしても、スピードが足りない…そのまま第一ブイに突入。
思った以上のバトルに後退してしまったように感じ、焦り始める。
最終ブイを回ってから、前との差が分かったものの、10番位。自分の泳ぐ位置を見つけながら、位置を上げていき、6位でスイムアップ。
バイク乗り出しで、失敗したものの、大集団で連なっていることがわかり、冷静にスタート。
すぐに集団ができ、先頭交代をしていく。先頭集団は20人。
ほとんどの有力選手が入っており、この中でどのように動くか?考えていく。
走力・技術力に差があり、カーブでの位置取りには慎重になる。
何度か走行ラインで危ない場面もあり、集中すること。冷静に周りを見ることを意識していく。
途中で飛び出す選手もおらず、そのまま20人でバイクフィニッシュに向かう。
今年はバイクからランへのトランジットが変更になり、フリーラック。
できるだけ前方で降車することが重要であったため、イン側4列目あたりでフィニッシュ。
前の選手が手前のラックにかけたことからそのままの流れでバイクをかける。
ところが、後ろからの選手と交差する形になり、かなりタイムロスしてしまった。
ランスタート時は12位あたりでスタート。
第一集団で戦うために練習をしてきたため、追いつくまで…と思い、ペースを上げていく。
たった4秒…それが縮まらず、力んでいることに気付いた時から、差が付き始めていく。
何位で走っているかもわからず、少しでも前へ!という気持ちだけ。
スピードが上がりきらない…という感覚の走りから抜け出せないまま10位でフィニッシュとなった。
いつも応援・ご支援いただき、ありがとうございます。
今年はコロナウィルスの影響により、レースがキャンセルとなり、練習拠点も使用ができない期間があり、練習場所の確保やモチベーション維持が難しい時期もありました。
その中でも日本選手権で結果を出したい!という目標を再確認し、やってきました。
日本選手権を開催にあたり、例年以上にたくさんの方々が動いてくださっていることに改めて感謝し、より強い気持ちをもったレースしようと覚悟をもって臨みました。
レースプランはスイムから少人数で先行し、ランで勝負し、表彰台にのることを目標にしていました。
スプリントだったこともあり、スイムで差を付けることができず、バイクで大集団になりました。
今年こそランで勝負!とスタートしましたが、気持ちとは裏腹に厳しい結果になりました。
この気持ちを糧に強化に励んでいきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
<結果>
1位 上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)57:35
2位 中嶋千紗都(山梨学院高校・チームケンズ山梨)57:40
3位 酒井美有(トーシンパートナーズ・チームケンズ)58:01
10位 西麻依子(東京都トライアスロン連合)58:58