スズキでございます。
今回はTTポジションの見直しでございます。
佐渡トライアスロン出場のMさん。
佐渡トライスロンにおいてDHポジションとドロップポジションにすべきかでお悩みでした。
またDHポジションにちょっと違和感があるとのことで、ご相談いただきました。
まずお話しすることはDHバーポジションとドロップポジションの両立の最適ポジションはないということです。
どちらかのポジションに最適化になるということです。
佐渡ロングライドAタイプはバイク距離180キロと長丁場、
ここはDHバーポジションが最適といういうことでお勧めさせていただき、今回DHバーポジションの見直しです。
上半身ががっしりとした体つきのMさん、肩周りの柔軟性はやや固め、なのと体の柔軟性もやや固めでした。
インタビューをしていくと、どちらかというとトルクで漕ぐタイプとのこと。
早速、バイクをローラー台にセットしてフォームチェックです。
ペダリングを見ているとなんとなく足首まわりの動きに違和感が見られます。
確認してみるとサドルがやや高めでした。
そうなると
サドル高め⇒下死点まで踏み切れない⇒回転が上げらない⇒踏みがち⇒重めのギア⇒ケイデンス低め
こんな流れになっているようでした。
またBIKEFITのTTポジションのメゾットを活用して確認したところ
ハンドルが低めで、股関節に詰りが出ており、スムーズに足が動かないようでした。
専用にアジャスタブルステムでハンドルを位置をやや高めにセットして、股関節周りの動きを妨げない位置を提案し、実際にステムを付けます。
そして、DH バーの幅はMさん肩幅もあるのでやや広めにセットさせていただきました。
変更後は、スムーズに足が回り、詰りが解消されたので自然とケイデンスがあがっており。
お互いに、納得できるDHバーポジションができました。
M実走の感想おまちしております!!