紙とペンで図をかかれた方、答え合わせ?の時間です。
ではいきますよー
↑ハブとリムとホイールの中心線をかきます。フランジの大きさは50mm程度のシマノのようなものとし、これをここでは勝手にミドルフランジとよぶことにします
↑右フランジからリムへ向かうスポークを赤、左フランジからのソレを青とします。
↑ハイローフランジも書きます。
これだけ見ると大した差が見られませんが…
(前回ハイローって書いたのにホワイトボードはラージ・スモールにしたというミスを犯しました。ごめんなさい。)
↑ハブを右側から見た図に書き換えると違いが見えてきます。
↑ここにミドルの右フランジを書き足してあげると差がでてきましたね。
ラージフランジとミドルフランジではスポークの置かれる角度が変わるんです
では、反対側の左フランジの様子はというと。
↑こうなりますね。スモールフランジの方が当然ながらハブに寄ったところにスポークが置かれます。
このようにミドルフランジのハブと「ハイロー」フランジのハブとでは、タンジェント組したときにスポークの置かれる場所が変わるという違いがことがわかります。
実際のところこんなラージフランジはめったにないので、現実世界では「わずかな」違いということにはなります。
でもそのわずかな違いがとても大事なのです。
答え合わせは以上です。
次回は「わずかな違いがとても大事」について説明していきます。
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長文お付き合いありがとうございました
みやかわ