ふじみ野店スタッフサタです。7月の全日本から全くレースも練習もせずのDHで最終戦に参加してきました。
コンディションは晴れ、春と近いコースレイアウトに見えて何も考えずに進んでいくと行き止まり的な減速を味わうトラップが随所にあって攻略なしではまずタイムの出ない楽しいデザイン。
ゴールエリアには見慣れたスタッフが占領していてゴールのたびにツッコミがきます。
今回は塾の仲間が作ってくれたTシャツを決勝で着る!という約束もあり自分なりのベストを尽くさないとマスターでの予選通過もまず無理な感じで気合が入ります。
しかし久しぶりのDHバイクが乗りづらく、27.5バイクとの違和感が強かったのもありまずは以前試して良かったリヤセンターをロングに変更し高速に慣れることに。
午後からはタイムドセッションがあるのでそこまでにある程度仕上げていかねばならず、機材トラブルやケガなどしたら間違いなく時間が足りなくなる状況、かといって手を抜いた走りでは変化することもできない緊張感で練習不足を無理やり埋めていきます。
セッティングと同時にコースも憶えます。広い場所でも写真のようにタイヤ一本分のラインに集中することも。
高速になった分フォークの硬さが気になり柔らかく初期も変更、空気圧もわずかに低めに。
上がった速度感そのままでリヤセンターを戻しコーナリングも決まってきたところで柔らかく感じてきたフォークをもとのセッティングに、全体的に速度も上がってきてタイヤの圧も戻してやっとセッティングノートの記録に戻せたところでタイムドセッションの時間に。
結果3分27秒…流して走ったとはいえ普段の仲間より15〜20秒ほど遅い感触でコンマ何秒を争う種目としては絶望感タップリに初日の練習日を終えました。
レース当日、早めに練習時間を動き出しやっとコース攻略をまともに開始。
知り合いのラインを見たりして2か所ほど大きく変更しやっと決まってきたところで予選の時間に。
ここでギヤの選択があまり決まっていなかったのを予想のペースからカンで2段ほど重く変更しながらスタート地点に。
ギリギリまで試行錯誤して調整したきたセッティングが奇跡的にここで噛み合い、一回転倒して左足首にダメージを受けながら出したタイム、3分8秒。
前日の自分をブッチギルことに成功し予選通過、予選まで一度も出せていなかった速度で無事最低限の成績を出せました。
そして約束していたTシャツで決勝に。この時すでに歩くのもつらい痛みで靴下の上から無理やりテープを巻いてもらいながらの走行でよくスタート地点まで行けたな(笑)と思います。なぜかビリにはならず14位で終了。
普段のハードテールの練習やトレイルライド、DHの時に細かく記録しているセッティングのおかげでわずか二日間で一気に速く走ることができたかと思います。とはいっても全体ではまだまだなのでもっと練習やレースに出れていれば大きく伸びれた感触もあり来シーズンに向けて新車の準備も楽しみです。
今シーズンはゲレンデ走行はこれにて終了、ここからはまた楽しいシーズンが始まります!
気になる方はスタッフサタまで宜しくお願いいたします〜!!