クランク適正長化165mmクランク長から160mmクランクに

スズキでございます。
 クランク長の適正長について、少しずつではありますが理解が深まってきたかな
と思います。
 いつも言っておりますが
クランクを短くすることが目的ではありません。

誰も彼もが170mmのクランク長ではなく
その人にあった適正なクランク長を見つけましょうという考え方です。
 新しい動きとして、
FC-R7000(新しい105のクランク)に追加で発表された
160mmのクランク長
もっと騒がれてもいいかなと個人的には思っております。
 
ちょっとわかりやすい例えとして、駅の階段を思い浮かべてください。
 その階段を“一段登るために上げる足の高さ”“クランクの長さ”と思ってください。
時間に追われて駅の階段をかけ上がるときには一段飛ばしで登るかと思います。
一段飛ばしで登ると足の上下動が大きくなり早く移動できますが、かなり疲れます。
長い時間一段飛ばしで登るのは大変なのが理解できると思います。

 また、階段の一段が低すぎると上下動の動きが細かすぎてしまい、それも大変です。
階段の適正な一段の高さ=クランク長と思っていただければ……。 

 クランク長の見直し、ショート化は世界的な傾向で、
その背景は、
恐らくですが、パワーメーター等の計測機器の進化や精度が上がったからでは
ないかと思っております。
 いままで測れなかったものが数値化でき、その中でクランク長についての見直しがはじまったの
かなと。
あくまで私の予想ですが。

そんな流れで今回もクランク長見直しの案件をいただきました。
 お客様のM様。
ショートクランクが気になるとのことで、交換していただくことになりました。
 現在165mm→160mmのFC-R7000に交換です。

クランク長が短くなったため、サドルの高さも5mmアップ。
 お渡し後、以前より回しやすい、気に入った、と感想をいただきました。
手持ちのほかのバイクもショートクランク化を考えるということです。

またヒルクライムに多数出場しておりますT様は170mmを使用していましたが、
コンポーネントの交換のタイミングでレンタルシステムをご利用いただき
167.5mmを試していただきました。
 

2.5mm短くした効果はてきめんとのことで、
上死点部分(12時の位置)で一瞬動きがとまるようなつまる感覚があったが、167.5mmではそれがなくなった。
つまりがなくなってスムーズにダンシングできるようになった、とお話しいただきました。


クランク長を短くした結果、上死点部分が5mm下がるので股関節等のつまりが減り
12時の位置から1時の方向に踏み込む動きをスムーズにすることができたのだと思います。
 気に入ったとのお言葉をいただきました。ありがとうございます!

クランク長が気になっている、クランクを買っても以前より走りにくくなったらどうしよう、試してみたいなどあるかと思います。
 当店が行っておりますレンタルシステムを是非ご利用くださいませ。
レンタルの詳細につきましてはこちらをご覧ください。  

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