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藤下さんの「自転車生活」VOL.455

■  K—エッジのチェーンキャチャーを取り付ける!


アウターからインナーギヤへの変速で内側にチェーンが落ちたり、インナーギヤからアウターギヤへの変速で外側に落ちたり。
そんなに頻度は高く無くても、肝心の時に不意打ちのように起こり
立ち止まってチェーンをチェーンリングへ戻すためにタイムロスするのが、フロント変速のチェーン落ちです。
レースをするなら絶対に避けたし、ロングライドでもやですよね。
チェーン落ちはシフトケーブルで操作するメカニカルの変速でも、モーターによる電動メカの変速でも起こる可能性があります。

単純にチェーンケージの内外への移動幅の、最適な位置を通り過ぎるオーバーストロークが原因の場合もありますが
内外の変速ストロークとも、ぎりぎりの調整がしっかりできていても
チェーン落ちする可能性が高い変速パターンがあります。
ストローク調整だけでなく、外側のチェーンケージの下端と、アウターギヤ歯先との間隔を2mmから3mmの高さに設定して
さらに外側のチェーンケージの前から3分の1の部分の向きを、取り扱いマニュアルどおりにアウターギヤの面に合わせてセットして、チェーン落ちしないように調整します。

チェーンリングの歯先には、フロントを変速する時にチェーンが移動するポイントを設定した
コンピュータ設計されたチェーンリングや、剛性を高めたクランクやアームを採用している
スラム、シマノ、カンパニョーロやサ—ドパーティのチェーンホイールでは、かなりチェーン落ちの可能性を低下させていますが
ローギヤに近いギヤでドライブしていて、アウターギヤからインンーギヤへのフロントの変速は、ストローク調整できていても
内側にチェーンが引っ張られているので、完全に内側へのチェーン落ちの可能性を無くすことはできません。

エンジニアプラスチック製のチェーン落ち防止の小物、「チェーンウオッチャー」をシートチューブの下に付けていましたが
通常は内側に移動するチェーンが先端に触れてチェーン落ちを防いでくれます。
クランクを踏み込んだ瞬間にチェーンウオッチャーの先端が変形して、内側にチェーンが落ち込んでしまうことがあり
その場合は簡単にはチェーンをインナーギヤへ戻せなくなります。
チェーンウオッチャーを付けていて、何度目かのチェーン落ちが発生した時に
チェーンをインナーギヤの歯先へもどすのが大変で、これならチェーンウオッチャーがない方がいいと
現場でシートチューブにチェーンウオッチャーを固定しているボルトを緩めて取り外してしまいました。

チェーンが落ちやすいギヤの組み合せがあります。
アウターギヤで走っていて、上り坂に差しかかり、フリー側をだんだん軽くするためにローギヤ側へ変速していき
アウターギヤでは重くて踏み切れなくなって、インナーギヤへ変速した時に
チェーンは斜めにドライブして内側に引っ張られているので、チェーン落ちを起こす可能性が高いのです。
チェーン落ちを防ぐ変速操作は、フリー側のチェーンをドライブしている位置を、ローギヤから6段目とか5段目に戻して
一瞬クランクの踏み味が重くなりますが、その後でフロントをインナーギヤへ変速すると
内側へ強く引っ張られている状態を解除できて、インナーギヤの内側へのチェーン落ちを防げます。

ロードレースを走る選手もそれを知っていて、トレーニングでは普通はそういう操作を心がけていますが
実際のレースでは、メーカーのお薦めしていないアウターギヤ×ローギヤとかのチェーンの斜めになるドライブも使うし
チェーン落ちにかまっていられないそうです。
そうなると、タイムロスになるチェーン落ちをレース中はどう防いでいるのか
クランクを踏み込む力を一瞬弱めて、チェーンリングの歯先や裏側は変速する位置を設定されたコンピュータデザインされたチェーンリングを、ゆっくりチェーンを移動させてインナーギヤ側へのチェーン落ちを防いでいるそうです。

厳しいレースでは、肝心なところでのタイムロスになる可能性があるチェーン落ちを気にしてはいても
踏む力を緩めてチェーン落ちを防いでいるそうです。
確かにそうだなと思います。
トップライダーと一般ライダーでは、アウターギヤとインナーギヤとの歯数差が違うので
歯数差が16Tある50×34Tのワイドギヤの方がチェーン落ちしやすい傾向があります。
ロングライドでも気にしてフロント変速することはほとんどなく
後ろをローギヤへ向かって軽くして行って、フロントをいきなりインナーギヤへ変速するのが普通になっています。
そうなるとシリスアスロードバイクの歯数差の少ないチェーンリングの組み合せよりチェーン落ちの可能性は高まります。

と言うわけでチェーンウオッチャー選びに再チャレンジです。
K-エッジのチェーンキャッチャーは珍しくメードインUSA。
カンパニョーロの高価なチェーンキャッチャーもあります。
アルミ合金製の棒と言うか、へラのような形状のものを、フロント変速機の取り付け台座にセットしてチェーン落ちを防ぐ小物です。
チェーンウオッチャーの先端はインナーギヤ×ローギヤのときにチェーンが斜めにドライブしているときに
ぎりぎり先端が触れない位置に固定すると、チェーン落ちを防ぐと言う構造です。
フレームの台座にK-エッジのチェーンキャッチャーの台座もしっかり固定され
アルミ合金製のブレードもかなり剛性があって効果がありそうです。

電動メカでも、メカニカル装備のバイクでも16Tの歯数差のチェーンホイールで、チェーンキャッチャーを取り付けて
アウターギヤ×ローギヤの状態から、インナーギヤへの変速試して
フロント変速のインナーギヤの内側へのチェーン落ち防止の効果を確認できたので
周りのライダーにもお薦めしようと思っています。
50×34Tなど、フロントのワイドギヤ、アウターギヤ×ローギヤの組み合せを上り坂で使うライダーほど
チェーン落ちは切実な問題ですから。
ではでは。

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