藤下さんの「自転車生活」VOL.444

■  荒川サイクリングロードのマナー最低でした!

新年早々つまらない話ですが、スズパのメンバーさんにだけでもきっちりマナーを守ってもらい安全に走ってほしいのでお願いです。
走れる場所を失わないためにもお願いです。
昨年末のこと、スズパのライドに参加させてもらいました。
荒川にかかる橋の歩道から左折して、ヘアピンカーブを180度曲がって土手道が橋の下をくぐるところで、サイクリストが何人か止まっていると、「前見ろー」とか怒鳴りながら、橋からのゆるい下り坂をスピードを落とさず走ってくるひとがいました。
こんなインターチェンジのような場所で、ひとがいるのに、目を三角にして走ってどうするの。

ここは、荒川のサイクリングコースですけど、ウォーキングの人、ジョガーもいるし、君専用の練習サーキットじゃないよって感じでした。
なんでこんな勘違いするんでしょ。
日常生活で他人にあんな声のかけかたをして睨めつけていたら、ケンカを売っているんじゃないかと思われるよな。
なんで怒鳴ってしまうのかな。
スピード緩めて「すいませーん」と通り過ぎればいい事じゃないのかな。
帰り道にも、3m以下の狭い道なのに、直角カーブをグループの先頭のライダーが、対抗のライダーが来ているのにアウトインアウトしてぶつかりそうになって、その後続のライダーたちは3列や2列に広がったまま曲がろうとして、対抗のライダーと接触していました。

基本的なマナーと言うか、安全な走り方がまったくできていませんでした。
グループライドしているライダーの中に、そう言う基本的なマナーやルールをアドバイスしてくれるひとがいないのかな。
せめて狭いコースなんだから1列で1mから2m車間を開けて走ろうとか、走行ラインを守れるスピードで走れとかのルールが守られていないと、いつか大きな事故につながると思います。
双方が時速20kmで走って来ることは十分考えられるでしょう。
正面衝突したら40kmで当たるので死亡もありえる相当な事故になる可能性があります。

新年早々本当に、口うるさいようで申し訳ないけど、一般公道を走ってスピードも出るし、スポーツサイクリングは危険な面もあるので
お互いの安全を守ることを考えて、最低限のマナーやルールを知って走ってほしいな〜。
たまたま走ってこの状況じゃ、もうここを走りたくないないし
せっかく、さいたまクリテとかで盛り上げようとしているのに
ここがこんな状態じゃ近隣のサイクリストに走ることをお薦めしたくないな。
荒川サイクリングコースは、3m以下の場所もあるので、前を見て対抗が接近してくることが分かっていたら、脚を緩めるとかしなくちゃ危ないですね。
そのうち自転車と歩行者やジョガー、自転車と自転車での重大な事故が起きて、閉鎖とかにならない事を祈るしかないね。

彩湖の周回道路もサーキットと勘違いしているライダーがいます。
コース(道路)の隣りには公園があって、子供は遊んでいるし、ウォーキングしたり、犬の散歩をしたり
インラインスケートを楽しんでいる人がいるマルチユースの公園内の道路なのだ。
その道を集団で高速走行したり、DHバーを握って頑張っているライダーがいます。
もちろん時と場合にもよりますが、公園のユーザーが多い時にそれをやったらどうなるかは明白です。
すでに公園管理事務所には、サイクリストの威嚇的な走りや「邪魔〜」とか「どけー」いう言葉に対するクレームが舞い込んでいるそうです。

サーキットと勘違いしているひとがいる現状、このままではスポーツバイクがこの彩湖の公園の道路を周回走行するのを規制する動きになる可能性があります。
ハイキング道をトレイルランナーが走ることに対するハイカーからのクレームが山道を管理する団体に入ったり、MTBが里山のトレールから閉め出されたり。
フィールドを失っている現状を見ると、事故やクレームが続けば規制が現実になる可能性はありますね。

ハードシェルのヘルメットを着用して走ることも、髪型が崩れるとか、かっこ悪いとか、うっとうしいとか、被らない理由を色々言うライダーもいますが
深刻なケガを防ぐためにも「有効なヘルメットを被ろう」と言い続ける事は必要な事です。
バイクというハードを売っているショップも、走り仲間やお客さんにうるさい事は言いたくありません。
でも、安全な自転車生活を始めたり、継続するためにはとても重要な事です。
こういう事を書くと、カウンターオピニオンで「自由な場所なんだからどう走ろうと文句言うな」とかあるそうです。

「ヘルメットを被る被らないも自由じゃないか」など色々あるそうですけど、それはもちろん、被らないというのも本人の選択ですけど
本人の安全のためにも被る事は重要ですけど、一緒にライドしているひとが、被っていない人が転んだりぶつかって
大きなケガをしたり死んだりしたのを見たらどう思うでしょう。
アクシデントを起こすだけでもライドは中断されたり、その後再開しても気持ちは重くなります。
嫌な思いをするはずです。
「顔を上げて前を見よう」、「1列になろう」、「スピード落として」と勇気を出して声を掛け合いましょうよ。
ヘルメットの着用も、走り方も、自転車乗りが走る場所を確保するためには、とても重要な事だと思います。
口うるさくてごめんなさい。
ではでは。

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