【西麻依子選手のレースレポート】2017年度シーズン後半戦

いつもご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。

前半戦4戦を終え、手ごたえを感じた事と課題を明確に確認させ、トレーニングを行ってきました。

活動拠点を東京都に変えた事により、世界で戦う選手と練習をする機会にも恵まれて、いい刺激を受けながらトレーニングに取り組むことができました。

今年も1年間、ご支援を賜り、感謝申し上げます。

 

【使用機材】

バイク:BMC「team machine SLR01」
ホイール:REYNOLDS 「46 AERO」
ヘルメット:Kabuto 「ゼナード/TR」「AERO-R1」
メカニックサポート:スポーツバイクファクトリー北浦和スズキ 
ランニングシューズ:On「クラウドフラッシュ」「クラウドレーサー」
ウエットスーツ:メイストーム
 

【トレーニング環境】
RONDO SPORTS
RUN塾

<出場レース>
アジアカップフィリピン大会
アジアカップ村上大会
日本選手権東京港大会アジアカップ香港大会

 

[アジアカップフィリピン大会、表彰台の3位!]

8月13日 フィリピン・マウントマヨン
距離:Swim1.5km/Bike40km/Run10km

→久しぶり海外レース!
出場選手が11人と少なかったが、優勝することだけを考えて、積極的にレースを進めた

 

スイムは2番手を泳いでいたものの、流れの影響もあり、集団となり9人でスイムアップ。
バイクではスタート直後からアタックをかけ、集団を小さくしようと自分で動く
日本人も3人とも入ったため、3回ほどアタックをかけるが、うまく決まらずに7人でランへ。
アップダウンの激しいコースで苦戦し、前との差が詰め切れずに3位でのフィニッシュとなった。

この結果により、多くのITUポイントを獲得できました!

 

 

[アジアカップ村上大会、6位!]

9月24日 新潟県村上市
距離:Swim1.5km/Bike40km/Run10km

→日本選手権前ということもあり、出場選手は46名!

 

スイムは安定して終始前方で5位上陸
11人でのバイク先頭集団の中には有力選手が含まれ、自重したペースに。
ランスタート時からトップ3に入った3人が集団で走る。その後ろ10mほどの距離が詰まらず、5km進んでいく。
まさかのペナルティーBOXで15秒のストップ…
その間に第二集団の選手に交わされてしまい、6位でのフィニッシュとなった。

この結果により、多くのITUポイントを獲得できました!

 

 

[日本選手権東京港大会、8位入賞!]

10月15日 東京都お台場海浜公園
距離:Swim1.5km/Bike40km/Run10km

 

メインレース!この日のために全てを賭けてきた。
調子も上がっていたため自信をもってスタートに向かうことができた。

 

ビーチスタートでダイブに失敗。その影響でバトルにはまり、5人の先頭集団を逃してしまう
選手との間を縫って泳いでいくが、なかなか差が詰まらない…。
泳力には自信があったため、集団の先頭で泳ぎ続けたものの、先頭集団とは30秒差でスイムアップ

バイクで追い上げようと試みるも、集団での落車が発生。同じ集団にオリンピアンもいる中だったが、ペースは上がらない。
じわじわと先頭4人から離されてしまい、第二集団は第三集団と合流してしまう。18名の大集団は先頭から約2分差でランへ。

二週間前の村上大会で得た自信と昨年の日本選手権での苦い経験…。
様々な思いはあったが、この一年間の全てを賭けてきた思いだけで走りだしていく。

前半から突っ込むより、後半上げていくように走るほうが得意であるため、落ち着いてペースを刻んでいく。
3人の8位集団となり、7kmほど進む。8位入賞と9位の違いは大きく、来年の活動にも影響がある事は理解しており、飛び出すタイミングを考えながら、冷静に進めていく

少しずつ気持ちを整え、残り3kmほどの給水時にスパート。その後は自分との戦い。

沢山の声援がチカラとなり、8位をキープしてフィニッシュ。

 

今年の目標は『日本選手権で表彰台に上がること』
この目標は達成できませんでしたが、レース中に得た手ごたえも多くありました。

今回はスイムの出遅れ、バイクの追い上げのタイミング。この二点が大きな反省点となりました。
小さなミスはランスタート時に2分の差となってしまいました。

それでも8位入賞ができた事は課題のランに自信を持つことができる結果となりました。

 

 

 [アジアカップ香港大会、10位!]

10月21日 香港・ランタオ島距離:Swim7.5km/Bike20km/Run5km

→日本選手権から6日後にスプリント距離のレース。疲労回復を最優先に過ごした

スイムは日本選手権でもトップで上がった選手と並んで泳ぎ、3位で上陸。トランジットが長く、追い抜きができないほど狭く、縦長となって進む。
10人ほどが同じ集団になると思ったが、スタート直後に2人が先行。追いつくだろうと思った事が甘かった。そのまま2人との差は開き、追走集団7人に。
足並みが揃わずペースが上がらなかったが、日本選手権での悔しいバイクパートを思い出し、積極的に引っ張っていく。
しかしながら、後続集団に追いつかれてしまい、17人の第二集団でバイクフィニッシュ。
バイクで使った足でどのぐらい走れるか。たった5km。気持ちで走っていく。
最後のゴールスプリントで追いつけなかった事は悔やまれるが、力は出し切り10位でフィニッシュ。

この結果により、多くのITUポイントを獲得できました!

そして、このレースで2017年シーズンは終了しました。

 

 

【JTUトライアスロン強化記録会、標準記録を突破!!】

11月27日にスイム800m・ラン5000mのタイムトライアルに出場しました。
この記録会は化指定選手の参加が認められており、昨年は参加すらできなかった。

 

スイムは午前に国立スポーツ科学センタープール(長水路)で800m。
9:29.34で目標タイムをクリアし、ベストタイム更新

ランは午後から味の素ナショナルトレーニングセンター(トラック)で5000m。
ランもベストタイムを大幅に更新し、17:41.35

スイムタイムとランタイムの合計が27:10.69となり、目標としていたJTU記録会標準記録5.5級をクリアし、全体の3位であった。

 

このタイムだけで全てが決まるわけではないが、
   
重要な選考タイムとしてワールドカップ出場が決まる

 

世界との差はまだまだ大きいが、世界に挑戦できる大きな一歩となった。

 

2018年は海外レースで結果を残せるよう頑張っていきます。

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